Youtubeで公開した動画の解説記事です。
デッキコンセプト
以前紹介したボロック冥ウロボデッキのDeflying the Light(DTL)版です。
基本的にはボロックが場にいる状態で、狩魔冥を出して、ボロックの味方ユニットにダメージを与える効果を使って敵のヒーローに直接ダメージを与えるというコンセプト。
ボロック自体はMP5で5/7 シールド持ちとスタッツが良いため、そのまま殴ってダメージを与えることもでき、狩魔冥に頼らなくても勝てることがあります。
バグ因子コンボ
DTLのアディショナルカード バグ因子との相性が良いかなと思って組み直したのですが、うまくコンボが決まるケースが少なかったです。多くのカードのMPが高いこともあって、状況を作りにくかったのが原因。
それでも相手のユニットにバグ因子をかけたことで勝利した試合もあるので、1枚程度入れるのは良いかなと思いました。
基本的にバグ因子は相手のユニットにかける方が効果的かなという印象です。
従者からの諭しとの相性が良い
従者からの諭しは、墓地からユニットを場に出して、ヒーローのライフを回復する効果があります。ボロック冥デッキにおいては、相手の攻撃を受けることが多いのでライフが回復するというのは大きなメリット。
また、ボロックが場にいる状態で従者からの諭しで狩魔冥を場に出せると、味方ヒーローのライフが+6、敵ヒーローのライフに5ダメージ与えることができ、合計11ライフ分の効果があります。
ナーフされたディカープリも相性は悪くない
弱体化された忠実な閃影 ディカープリですが、本デッキについて言えば、ナーフ時に付与された死亡時:自身を除外という効果はそれほどデメリットではありません。
というのも、本デッキでのメインはボロックの効果を狩魔冥を通して相手ヒーローにダメージを与えることなので、墓地から狙って狩魔冥を出せることが重要です。
つまり、墓地に余計なカードが無い方がコンボを狙いやすいと言えます。前回のボロック冥デッキで管ギツネを使っていたのも同様の理由です。
除外というと悪いイメージがありますが、デッキによってはメリットになる場合がある例の1つだと思います。
墓地へ落とすカードは多めに
全体的にMPのコストが高いことと、ユニットカードが5枚しか入っていないことから、序盤でユニットが手札にあるか、墓地にユニットカードを落とせないと、そのまま詰んでしまう場合があります。
そのため、墓地に落とすカードとして、
- 偽りの王座x3
- 異端浄化命令x3
と、デッキに入っているユニットカード枚数以上のカードを入れています。
デッキのユニットカードが無くなると意味がないカードになってしまいますが、デッキの安定感を増すなら合計6枚積みがおすすめです。また、デッキにユニットカードが無い場合、異端浄化命令のランダムな敵ユニット1体に4ダメージの効果は発生しないので注意してください。
現環境に意外と合う 危険地取材
MP2で攻撃力が+3というのは上昇値としてはかなり大きい方です。デメリットとして、自身が受けるダメージが2倍になりますが、狩魔冥にとってはデメリットではないので、その点も本デッキとは相性が良いです。
攻撃力を下げるデッキが流行っている現在の環境では地味に良いカードだと思います。