達人伝 マンガレビュー キングダムと合わせて読むと楽しい

投稿者: | 2021年7月3日

達人伝 ~9万里を風に乗り~とは

紀元前の中国の春秋戦国時代、荘子の孫である荘丹が虎狼の国 秦に対抗するため中華にいる様々な達人たちを集めるという物語。

2013年から連載開始し、2021年現在連載中。王欣太先生作品。

評価

☆4/5

蒼天航路の絵柄を担当していた王欣太先生によるマンガ。蒼天航路は原作付きでしたが、本作は完全に王欣太先生のみの作品です。

まず、時代は中国の春秋戦国時代で大ヒットマンガ キングダムの1つ前の時代です。白起を代表とする六大将軍が幅を利かせており、秦に勢いがあったという背景があります。これを知っているか知らないかで、本作の面白さはかなり変わるかなと感じました。

というのも、本作、面白くなるまでにちょっと時間がかかるかなと。主人公の荘丹以外にもキャラクターが登場しますが、それらのキャラクターを立たせるために、序盤かなりの冊数を使います。なので、本編の達人探しがなかなか進みません。

個人的には最初読み進めるのがちょっと大変でした。ただ、途中から面白くなってくるので、少し我慢して読んでほしいかなあと思います。

また、史記も一緒に読むとさらに相乗効果で面白さが増すので、ぜひ合わせて読んでほしいです。


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