韓国映画 タチャ ワン・アイド・ジャック 騙し合いが面白い良作リメイク

投稿者: | 2022年9月29日

評価・レビュー

☆5/5

洞察力と計算力を用いてギャンブルで稼いでいたイルチュルだったが、大勝負に負けて一気に金を失ってしまう。そんな時に伝説のタチャ(イカサマ師)エックに出会い、騙し合いの世界へ足を踏み入れていくという話。

元々、タチャ イカサマ師という映画があり、そのリメイク作品。タチャ イカサマ師についてはタチャ-神の手-というリメイク作品もあるので、本作が2作目のリメイクになります。

また、タチャとはそもそも花札のイカサマ師のことですが、本作では時代的なものもあり、花札ではなくポーカーになっています。

原作の設定を織り込みながら今風に仕上がっていて、展開もスピーディーですし、二転三転するストーリーも面白かったです。2時間15分と長めの映画なのですが、時間を感じさせず一気に見れしまいました。

また、主演のパク・ジョンミンさんの演技がとても素晴らしく、最初の方と最後の方では全然雰囲気も違っていて、見ごたえがあります。

ヒロイン的な怪しい美女を演じるチェ・ユファさんも、一作目のタチャ イカサマ師の謎の美女に近い雰囲気で個人的には良かったなと思いました。

騙し合い系の作品が好きならおすすめ。個人的には、元のタチャ イカサマ師よりも本作の方がエンタメ感をよりアップさせていて面白いなと感じました。

あらすじ

父親に捨てられ貧しい家庭に育った青年のイルチュル。安定を望む母親の気持ちとは裏腹に”金こそが全て”と信じ込むようになり、天性の洞察力を武器に賭場に入り浸る日々を過ごしていた。そこで出会った美女に一目ぼれしたイルチュルは、恋人らしき男から彼女とデートできる権利を得ようとポーカーの勝負を仕掛ける。圧倒的な力の差の前に全財産を巻き上げられ、挙句は殺されそうになるイルチュルだが…。

アマプラ:タチャ ワン・アイド・ジャック

2019年映画。


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