ドラマ 運命の螺旋 予想外の展開と独特の祭りを絡めた犯罪スリラーインドドラマ

投稿者: | 2022年7月6日

評価・レビュー

☆5/5

インドの小さな町にある工場が火事で全焼。放火の疑いがありストライキの首謀者を逮捕しよとするが、首謀者の娘が失踪する。そして、様々な真実が明かされていくみたいな感じ。

全8話でしっかり完結。次の回への引きもしっかりあって、予想外の展開も面白かったです。また、本作はタミル語を使っている地域の独特な祭りとストーリーを絡めていて、インドの文化を感じることができるのも良かったなあと。

日本ではインド映画が流行ったりもして、インドの作品というと踊るイメージがありますが、本作はそういうのは一切なく、直球ストレートの犯罪スリラーです。

他にはない独特の雰囲気が一番の良さかなと思います。その点で☆5。ストーリーも練り込まれていて、普通に楽しめます。

Amazonオリジナル作品の中ではかなり良い出来だと思います。

話としては

『運命の螺旋』 はインドの小さな町を舞台にした犯罪スリラーだ。伝統的な社会構成を脅かす事件が起き、その捜査は困難を極める。独特な祭りを背景に不安な現在と古代神話が絡み合う中、物語は嵐のように展開していく。

運命の螺旋

Amazonオリジナル作品で2022年6月17日にリリース。原題はSuzhal: The Vortex。

若干ネタバレあり感想

話として面白くなってくるのは4話のラストからかなと。そのあたりから祭りが本作のストーリーをなぞらえているのがわかってきます。ぜひ4話のラストまでは観てほしいなと。そこからの展開がまた面白いので。

また、かなり序盤の伏線が終盤でしっかり回収されていくのも本作の面白さかなと。あー、そういえばそんな絡みあったなあと思って楽しめました。

終盤では個人的に若干笑ってしまったのですが、展開としては面白かったです。ミスリード感満点ではあるので。

あと、たまに誰が誰だかわからりにくい点はありましたね。これは単純に自分が日本人でちゃんと顔を認識出来てなかったというだけですが。

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