
結構前に行った哲学対話のメモ。
テーマは尊敬。
自分が最初に出したのは、
- 能力が優れていると感じること
- 憧れであること
- 上位存在であること
- 好きであること
という項目。
まあ、尊敬している人を想像したときに、出てきたワードを出した感じ。
参加して思ったのは、尊敬という言葉に対する捉え方の違い。
結構カジュアルに尊敬を使う人もいれば、尊敬できる人がいなかったり、数が少なかったりと様々。
自分の場合ですが、若い時って、あんまり尊敬する人いなかったなあと。
歳を取ってから、考え方が変わったというか。
若い時は、自分が優れた人間だと思っていて、他者を見下していたところがありました。
それが今は、他者の素晴らしいところが見えるようになった感じ。
ああ、この人のここ部分は素晴らしいなあって、素直に認められるようになったというか。
なので、自分は結構カジュアルに人を尊敬する派かなと。
あと、この哲学対話で一番大きな収穫というか、自分が影響を受けたのは、吉田松陰の話。
それまで吉田松陰って、安政の大獄で亡くなった人ぐらいに思っていたのですが、ちょっと調べて、本を読み始めたら、非常に面白い人だということがわかりました。
一番響いたのは、一緒に学ぶと言うスタンス。
学ぶことに重きをおいていて、年齢とか、性別とか、職業とか関係なく、お互いに学ぶことが大切という感じ。
個人的に哲学対話が良いなと思っている点に、権威バイアスを減らせる点があるかなと。
いろいろな立場の人たちがフラットに話すことができるので、権威バイアスが働きにくいというか。
そもそもルールとして、専門用語を使わない、自分の経験や考えを話すというのがあるので。
個人的には、今後長時間かけて、哲学対話に関係なく、そういう場を作っていけたらなと思っています。