尊敬とは何か?〜哲学対話メモ

投稿者: | 2025年7月23日

結構前に行った哲学対話のメモ。

テーマは尊敬。

自分が最初に出したのは、

  • 能力が優れていると感じること
  • 憧れであること
  • 上位存在であること
  • 好きであること

という項目。

まあ、尊敬している人を想像したときに、出てきたワードを出した感じ。

参加して思ったのは、尊敬という言葉に対する捉え方の違い。

結構カジュアルに尊敬を使う人もいれば、尊敬できる人がいなかったり、数が少なかったりと様々。

自分の場合ですが、若い時って、あんまり尊敬する人いなかったなあと。

歳を取ってから、考え方が変わったというか。

若い時は、自分が優れた人間だと思っていて、他者を見下していたところがありました。

それが今は、他者の素晴らしいところが見えるようになった感じ。

ああ、この人のここ部分は素晴らしいなあって、素直に認められるようになったというか。

なので、自分は結構カジュアルに人を尊敬する派かなと。

あと、この哲学対話で一番大きな収穫というか、自分が影響を受けたのは、吉田松陰の話。

それまで吉田松陰って、安政の大獄で亡くなった人ぐらいに思っていたのですが、ちょっと調べて、本を読み始めたら、非常に面白い人だということがわかりました。

一番響いたのは、一緒に学ぶと言うスタンス。

学ぶことに重きをおいていて、年齢とか、性別とか、職業とか関係なく、お互いに学ぶことが大切という感じ。

個人的に哲学対話が良いなと思っている点に、権威バイアスを減らせる点があるかなと。

いろいろな立場の人たちがフラットに話すことができるので、権威バイアスが働きにくいというか。

そもそもルールとして、専門用語を使わない、自分の経験や考えを話すというのがあるので。

個人的には、今後長時間かけて、哲学対話に関係なく、そういう場を作っていけたらなと思っています。


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