秀徹は沖縄空手の流れを組む技の威力に重点を置いた身体操作術だそうです。ワンインチチャンネルで菊野克紀さんとのコラボで紹介されている動画で知りました。
その基本の1つは「仙骨を入れる」だそうです。仙骨を入れることで技の威力が大幅にアップするとのこと。
動画を見るとわかりますが、菊野さんの力の伝わり方が全然違いますね。仙骨を入れることでからの軸がブレなくなり、力がダイレクトに伝わっていることがわかります。
掌底を打った時に普通は作用反作用の法則で力が返ってくるので、相手に当てた掌底が跳ね返ってくるのですが、仙骨を入れ軸がぶれないと自身が壁のような役割となって、反作用で跳ね返ってきた威力をそのまま相手に返している感じです。
これは面白いですね。姿勢も違いはありますが、パット見では仙骨が入っているかどうかわからないため、動画はたしかに地味な感じ。
また、打ち方を見ていると打撃が伸びる感じではないので、格闘技の試合で使うときには、常に使えるわけではななさそうです。ただ、近距離戦の撃ち合いになったときは圧倒的な力差がでそう。
動画でも紹介されていましたが、相手にがっちり掴まれたときにに、相手が組んでいる手を外すといった使い方もできるようです。寝技の場合はどうなるのかが気になるところですね。
秀徹についてさらに詳しく知りたいなら、Webサイトがあります。
また、動画もあるので参考になると思います。下記動画でも最初に仙骨を入れるというのを解説していますね。
一子相伝 影武流合気体術もそうですが、こうやって様々な情報が出てくるのは、格闘技界にとっては喜ばしいことなんじゃないかなと思います。
今後、様々な技術を取り入れてさらに格闘技の技術レベルが上っていきそうです。