立法についてのぼんやり再考

投稿者: | 2025年3月19日

思ったことをつらつらと。

権力者に有利な法律

ロック曰く、人は権力に握りたがるだそうです。

結果、立法によって権力を握った人たちが有利になるような法律を制定します。これは公益に反するけど、現実にはそうなっているのかなと。

最近では、裏金問題などなどありましたが、法律上は問題がないという言葉を何度も耳にしましたよね。

まさにその典型かなと。

議員立法はその典型例

議員立法はまさにその典型だなと。

一部の権力者によって、サクッと法律ができてしまいます。

法律が多すぎるとも言えるかもしれないなあと思うのは自分だけでしょうか?

ルールが増えれば、雁字搦めで身動きが取れなくなります。

さらに生きづらい世の中になるのは、明白。

いろいろと賛否が出た議員立法がいくつかありましたよね。

そこって、もう少し何とかならないのかなと。

弱者救済は法律で縛るべきなのか?

国選弁護人の制度を見直す必要もありそうな気がしています。

法治国家において、裁判ができるかどうかの差は、人間の権利の有無、とはちょっと違うけれど、少なくとも裁判が気軽に行えることはとても重要なんじゃないかなと。

で、裁判をするのは簡単なのですが、弁護士を雇わなければ、勝てる裁判にも勝てないでしょう。

弁護士を雇うには金がかかります。

つまり、貧乏人はどうやっても社会で搾取される立場になってしまうんですよね。

国選弁護人は、それを補完できる制度ですが、気軽にやりにくい印象だし、弁護士も嫌がる傾向にあると思います。

儲からないから。

そこにこれまで以上に国の補助を入れるのはアリかもしれないが、そうなるとそれを悪用されて訴訟大国になる可能性もあるかもしれないなあとか。

それはそれでめんどくさい社会になりそう。

ただ、金持ちだけが優遇されるのは、そもそも法律の存在意義の根幹に関わる気がしています。

それは、公益、平等、いや公平かな、に反するということです。

じゃあ、弱者をより救済するために、補助や法律で縛りすぎると、前述したように訴訟大国にもなってしまう可能性があって、そのあたりは、議論の余地がある気がしました。