映画 パイナルファンタジー – アラン・スミシー監督になったのも頷ける観てはいけない、掘り起こしてはいけない作品

投稿者: | 2022年11月28日

評価・レビュー

☆2/5

敵を倒すと願いが叶うという森で目覚めた主人公が脱出を目指すファンタジー作品。最大の面白さは敵を倒してレベルアップすると胸が大きくなるという設定です。

アマプラのレビューでは棒読みが酷い、CGがお粗末などあまりの酷評で思わず観てしまったのですが、これは確かに観なくて良い作品だと思います。

個人的にはレベルアップで胸が大きくなるというのに笑ってしまったので☆2。こういうバカバカしい設定は好きですし、無理やりですが胸が大きくなりたい理由も描いているので、意外と筋が通ってはいます。

ファイナルファンタジーを捩ったタイトルで、お色気系かと思いきや、ほとんどそういうシーンも無く、誰が何のために作ったのかは謎な作品。

時間が余りすぎて困っているなら、興味本位で観ても良いかもしれません。

アラン・スミシー監督作品

本作で個人的に一番勉強になったのはアラン・スミシー監督という名義。調べてみたら、アメリカで監督が変わってしまった時などに監督作品として責任を負いたくない時に使われていた偽名だそうです。2000年頃には使われなくなり、その後はそのようなケースでは独自の偽名を使うようになった模様。

これは他の国にも伝搬し日本の作品でもアラン・スミシーや、アラン・スミシーの当て字で使われることがあるそうです。

確かにアラン・スミシー監督になったのもわかる作品でもあります。

意外な出演者

桜塚やっくんさんが敵役で登場しています。また、お笑い芸人の超新塾も出演。出演者のWikipediaなどを見ると、本作の出演について書かれていない方もいるので、まあ推して知るべしか。

ある意味黒歴史的な作品なのかもしれません。

あらすじ

魔物に牛耳られた世界で、キプロスの聖剣に導かれし者たちが、人民を救うべく勇者の冒険の旅に出発した。不思議の森でモンスターを倒し、乳力をアップさせて、陰の支配者を倒すべく果敢に闘う戦士たちを森のモンスターたちが襲う! 妖精たちに助けられて、辿り着いた先は。

アマプラ:パイナルファンタジー

2014年作品。

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