眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学のおとり効果の話が面白かったのでメモ。
おとり効果とは
おとり効果とは2つの選択肢だと安い方を選ぶが、3つ目におとりの選択肢を入れるとお得な方を選ぶ効果。
例として雑誌購読プランが乗っていて、
Web版とWeb版+印刷版の2つの時はWeb版が選ばれるが、Web版と印刷版とWeb版+印刷版の3つを用意して、印刷版とWeb版+印刷版の値段を同じにすると、Web版+印刷版が選ばれるそうです。
これはかなーり目からウロコ。
普通に新聞や雑誌の販売で使えそう
事例が雑誌ということもあり、新聞や雑誌でそのままこのおとり効果が使えそうだなと思いました。今のところ、このおとり効果を使っている新聞や雑誌を観たことがないので、知れ渡れば使われそうな気がします。
ポイントは、印刷版とWeb版+印刷版の値段を同じにすることですが、すでに値段を出していると難しいかもしれませんね。
ただ、別にWeb版+印刷版という組み合わせでなくても良いので、新しいサービスを追加するときに使えそうです。
課金システムとしても
個人的に次に考えたのが、モバイルゲームの課金システム。おとり効果を使うことで課金の金額を高める、つまり客単価を上げることができそうです。
飲食店のメニューもアリかも
ふと、飲食店のメニューでも使えそうな気がしました。例えばこんな感じ。
- チャーハン 500円
- チャーハン餃子セット 800円
- チャーハン餃子セット デザート付き 800円
値段は仮でつけましたが、こんなメニューがあったら、確かにチャーハン餃子セット デザート付きを頼みそうです。だって、めっちゃお得感ありますもん。
これは実際にいつか試してみようと思いました。
この本、いろいろと勉強になるなあ。