オンリー・ザ・ブレイブ 映画レビュー 山火事の恐ろしさ

投稿者: | 2022年3月2日

評価

☆5/5

2013年にアメリカのアリゾナ州で起きた巨大山火事「ヤーネルヒル火災」の事件を元に作れらた作品。いやあラストはかなりグッと来ました。エンディングのスタッフロールで実際に活躍したグラナイト・マウンテン・ホットショッツの写真が紹介されていてとても良かったです。

話としては、

自堕落だったブレンダンは子どもが生まれることをきっかけに森林消防隊に入る。森林消防隊は山火事対応の支援がメインであったが、指揮官のマーシュは自分たちの実力なら現場で指揮できる米国農務省の“ホットショット(精鋭部隊)”で活躍できると考えていた。ようやくホットショットに昇格でき、活躍しはじめたチームだったが、未曾有の巨大山火事が起きるのだった・・・。

という感じ。

アメリカの山火事は日本と規模がかなり違うため、専用の山火事対応部隊があるというのは初めて知りました。また、山火事の恐ろしさを感じることができる映画です。

実話を元にしているため、人間ドラマ的な部分はブレンダンとマーシュの2人のみにフォーカス。また、ストーリー展開や人物の描き方なども少し雑なところもありますが、ドキュメンタリー的な面と実話をある程度重視しているからかなと思います。

個人的に2013年の山火事事件のことは知らなかったので、最後のシーンはドキドキして祈りながら観ていました。知らないのであれば、知らない状態で観た方が楽しめる作品だと思います。

冒頭でも書きましたが、やはり最後のスタッフロールが一番グッときますね。実話物が好きなら確実にハマれる作品。


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