NJPW WORLD 認定TV王座決定トーナメント 試合動画私的まとめ

投稿者: | 2022年10月18日

2022年10月10日に発表されたNJPW WORLD 認定TV王座は、15分1本勝負で短い時間ながら濃密な試合展開が楽しめるのが特徴。また試合はYoutubeなどで無料で配信されています。

対戦が公開されたものから順次更新。

一回戦

デビッド・フィンレー vs 金丸 義信

15分という短い中に金丸選手の巧さが凝縮された一戦。それに対抗するのは、徐々に力をつけているフィンレー選手のパワー。

アレックス・ゼイン vs ザック・セイバーJr

ゼイン選手はジュニアでザック選手はヘビーなのですが、体格的にはゼイン選手の方が大きく、ザック選手の絡みつくような関節技をパワーで返すゼイン選手という構図が面白いです。

YOSHI-HASHI vs ジェフ・コブ

シングルではジェフ・コブ選手に勝ったことがないYOSHI-HASHI選手。安定感のあるジェフ・コブ選手が有利に進めるように見えたが、剣山でその場飛びムーンサルトを返すなど善戦。

アーロン・ヘナーレ vs EVIL

ディック東郷選手とのダーティーファイトが板についてきたEVIL選手。G1で負けたアーロン・ヘナーレ選手がリベンジを狙う一戦。

SANADA vs タイチ

タイチ選手が昔付き人をしていた川田利明さんが解説です。タイチ選手の技は川田利明さんの現役時代の技をメインに使い、SANADA選手も普段はあまり使わない技を使っていて、いつもの新日本プロレスでの対戦とは違った内容になっていてかなり良かったです。

後藤 洋央紀 vs KENTA

最近シングルではなかなか活躍できていない後藤洋央紀選手と実力に加えて独自のポジションを築いているKENTAの一戦。

成田 蓮 vs 石井 智宏

次世代のエースの1人 成田蓮選手 vs 名試合製造機 石井智宏選手の一戦。成田蓮選手の師匠である柴田勝頼選手をイメージさせる戦い方で、往年の名勝負 柴田勝頼 vs 石井智宏を想起させるような内容で個人的にグッと来てしまいました。

矢野 通 vs グレート-O-カーン

短期決戦が得意な矢野通選手と意外と技巧派のオーカーン選手の一戦。本試合の最大のポイントはラスト。予想外のゲスト登場に騒然。

二回戦

デビッド・フィンレー vs ザック・セイバーJr.

パワー系レスラーのフィンレー選手と関節技を主体としたテクニシャンレスラー ザック選手の対戦。パフィンレー選手がザック選手の関節技にいろいろと対応し、ポテンシャルの高さを感じさせる一戦。

YOSHI-HASHI vs EVIL

NEVER6人タッグではかなりの抗争を繰り広げた二人がシングルで激突。EVIL選手のパレハ ディック東郷選手の介入や反則技をYOSHI-HASHI選手がどう交わしていくのかが見どころ。YOSHI-HASHI選手はオカダ選手と一緒に凱旋帰国しましたが当初は鳴かず飛ばずでした。しかし、近年は体つきも大きくなってかなり強くなってますね。

SANADA vs KENTA

過去2回のシングル戦ではSANADA選手が勝っているそうです。KENTA選手は実力もさることながら、新日本プロレスでアピール力をかなり発揮している素晴らしいレスラー。両者とUSヘビーは巻いたことがありシングルとしての力は折り紙付き。コイントスでの勝敗を宣言しているKENTA選手に対してSANADA選手はどうするか。

成田 蓮 vs 矢野 通

真っ向勝負ストロングスタイルの成田選手に対して、実力はあるけどあえての奇策で相手を翻弄する矢野選手の一戦。

準決勝

ザック・セイバーJr. vs EVIL

テクニシャンのザック選手とセコンドとのコンビ技で翻弄するEVIL選手の対戦。どんな対戦になるかと思いきや、これがエンタメプロレスとてかなり面白い試合に。ザック選手ってこんな戦い方もできるんだなあと、改めて幅の広さを感じさせる試合です。

成田 蓮 vs SANADA

凱旋後、破竹の勢いで波に乗っている成田選手と名実ともに新日本プロレスでトップになりつつあるSANADA選手との対戦。グラウンドの攻防からはじまりレベルの高い試合です。

決勝

決勝はザック選手 vs 成田選手。対戦は2023年の1.4 東京ドームで行われました。

いやあ素晴らしい対戦でしたね。個人的には成田選手に獲ってほしかったなあというのはありますが、ザック選手もめちゃくちゃ良い選手なので、これを機会に再び注目が集まるのは嬉しいところです。

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