哲学対話をする会に行ってきたときに、人の話をいろいろと聞いていてぼんやりと思ったことのメモ。
スイッチが入った時に電球が点く
人間の感情を電飾的なもので表せないのかなという話。
例えば、人を好きになった時、徐々に好意が高まっていったとしても、特定の段階でパチンとスイッチが入るんじゃないかなと。
そのスイッチが入った時に、ピカって電球が点くイメージ。
ある程度、グラデーションはあるとしても、明確に好きというか、その人と恋愛関係を考えられるかどうかって、しきい値があると思っていて、そのしきい値を越えると、スイッチが作動するということです。
もし、このしきい値が無かった場合、好感を持っている人全員が恋愛対象ということになってしまうため。
何か、明確な違いみたいなものがあるんじゃないかなと。
スイッチは複数ある説
で、そのスイッチというのは、複数数あるんじゃないかとも思いました。
なので、複数のスイッチがオンになった時、つまり複数の電球が点いた時に、人は恋に落ちるという感じです。
といっても、脳の中にあるスイッチを取り出すことは現状では難しいので、あくまでイメージですが。
ただ、自分が相手を好きになるスイッチがわかれば、自分の気持ちや人間関係をコントロールしやすいのかなと。
例えば、匂いというスイッチがあったとして、どうやってもそのスイッチが入らなければ、恋愛にならないので、相手に対する好意の切り分けができるということ。
また、スイッチは人それぞれ違うと思っていて、自分の恋愛スイッチがわかれば、スイッチが入ると思われる人へアプローチすれば、恋愛が楽しくなる気もします。
クリスマスツリーの電飾
哲学対話に参加した時期が12月下旬ということもあって、何となく電球が集まったものをクリスマスツリーでイメージしていました。
電球がたくさんついて、一番上の☆がピカピカ光ったら、一番好きという感じ。
哲学対話の中では、特別な人という言い方が出てきましたが、まさに特別な人というのが、☆が光る人なんじゃないかなとか。
また、クリスマスツリーは三角形になっていて、下の部分の電球はしきい値が低かったり、好きというよりも好意に近いものが多いのかなと。
で、上に行くに従って、好意の度合いが高くなるイメージです。
理想的にはすべての電球が点くと、最高に幸せというか、明るい交際ができているみたいな。
人間関係をクリスマスツリーで考える
ここまでは恋愛関係について考えてみたのですが、クリスマスツリーの見方をちょっと変えてみたパターンも考えたりしていました。
具体的には、人間関係をクリスマスツリーで考えるという感じ。
電球1つ1つが人のイメージで、光っているのは、自分に対して関心がある、注意を払ってくれると、自分が感じている場合。
クリスマスツリーがピカピカと光って見える人は、多くの人から関心を持たれていて、注意を向けてもらえていると、自分が思っているということです。
あくまで主体は自分であって、相手の行動や考えは関係ありません。
また、このパターンも一番上は、一番大切な人になります。
ただ、一番大切な人が恋人なのか、結婚相手なのか、家族なのか、子どもなのかは、人によって変わるかなと。
その時々で変化していくように思いました。
幸せな人生とは
まあ、何にせよ、クリスマスツリーがピカピカと光っていることが、幸せな人生なんじゃないかなって。
なので、どうやったらクリスマスツリーがピカピカと光るようになるのか?を考えて行動すれば、結果幸せな人生を送ることができるんじゃないかという話。
そして、その電球がどうやって点くのかは、相手ではなくて、自分次第のような気がしています。
クリスマスツリーも飾り付けを自分でしなければ、ただのモミの木ということです。
どう飾り付けるかは、まさに自分次第というわけ。
不要な飾りは取ったほうが良いでしょうし、もう光ることのない電球もいらないんじゃないかなって。
ただ、何でもかんでもポイポイ捨ててしまうと、ただのモミの木になっちゃいます。
なので、そのあたりのバランスも大切なのかなって。
また、たくさん電球が点けば良いってこともでもないのかなと思います。
めちゃくちゃピカーって光っているものがあれば、それだけでとっても明るくなりますからね。
このあたりも人によって考え方は違うのかなと思ったりしました。