「逃げたら一つ、進めば二つ」の意味を勝手に考える – 機動戦士ガンダム 水星の魔女

投稿者: | 2023年6月19日

とりあえず21話まで観た時点の個人的な考えのメモ的な何か。

逃げたら一つ、進めば二つの意味の変化

1つ思ったのは、シーズン1とシーズン2で意味が逆になっているということ。

シーズン1の段階では「逃げたら一つ、進めば二つ」って良い意味で使われていますよね。スレッタが迷った時にこの言葉を口にすることで、2つのものを手に入れられるという感じ。

で、シーズン2では、これが逆の意味になってるのかなと。つまり、スレッタが逃げずに進んだことで、母 プロスペラとスレッタの人生が2つに分かれるという感じ。

全体的にもシーズン2は進むことで、悪い方向に悪い方向に話が進んでいて、意味合いがシーズン1と逆になっているように感じました。

人生が分かれるという意味なら

で、シーズン2の人生が分かれるという意味、つまり親離れ、子離れが、元々の意味なのかなと個人的には思いました。

プロスペラがスレッタを見捨てる時に、あなたの人生を歩んでみたいなことを言っていたような気がしたので、まさに母と子の分かれなのかなと。親離れ、子離れを強制的にやったような印象です。

で、エアリアルの中にいるエリクトは子どもなので、プロスペラはエリクトから離れられないということを明示しているようにも思います。

プロスペラはスレッタをどう思っているのか?

たぶんですが、最初はスレッタに対してエリクトを救うための道具的に考えていたのだと思います。ただ、一緒に生活し、そして他のエリクトクローンはダメだったけど、独り立ちできるまで成長したスレッタを大切に感じている、つまり、心情が変化しているのではないかなと個人的には感じました。

スレッタとの決別の際も、道具であれば生かす必要はありません。けれど、スレッタを生かして、貴方の人生を〜〜的な話をしているのも、その現れなのかなと。

だから、スレッタには前に進んで欲しくて、進めば二つというのは、人生が2つに分かれ、スレッタ生存ルートという意味もあるように感じました。

おそらく、オチも関係してきそうな感じが個人的にはしています。

そんなことをぼんやりと思いました。