嫌いなボードゲームはないけど、苦手なボードゲームは一杯ある

投稿者: | 2021年7月20日

嫌いではなく苦手

私は嫌いなボードゲームはありません。でも、苦手なボードゲームは一杯あります。

前のエントリ「私がつまらないと思っているボードゲームは、他の誰かにとって最高のボードゲームかもしれない」では、「嫌い」という言葉を敢えて使いました。

言葉としてわかりやすいかなと思って使ったのですが、正確には「嫌い」ではなく「苦手」という言葉が良いかなと思っています。

苦手と嫌いで印象は変る

私は人狼が苦手です。ウソをつくのが下手で、顔にすぐ出るので。。。先日の人狼会でも、はじめて狐を引いてうれしくなっちゃって顔が緩んでいたらしく占い師の初日占いで溶けました(笑)

なので人狼側などの人外だとなかなか勝てないので苦手です。

あと運要素が強いボードゲームも苦手です。私は将棋からゲームに入っているのでアブストラクト系のゲームが好きですし、いろいろと手筋を考えるのが楽しいタイプです。ですので、何も考えずにただサイコロを振るだけのようなゲームは勝ち方がわからず苦手なのです。

さて、ここで、上の文章の「苦手」を「嫌い」に変えてみましょう。多少、文章としてはつながりがおかしなところもありますが、印象がかなり変わると思います。

嫌いと苦手の違いとは?

で、ここからが本題。

「嫌い」になるには理由があります。

そして嫌いという言葉は、自分に原因はなく相手に原因がある思っている時に発する言葉だと私は考えています。
だから、私は嫌いなボードゲームはないのです。

「苦手」にも理由があります。

「苦手」は自分に原因があり、相手に原因がないと思っている時に発する言葉だと私は考えています。だから、苦手なボードゲームはいっぱいあるのです。

何が言いたいかと言うと「嫌いというのは対象が外部、苦手というのは対象が自分」ということです。

ボードゲームを楽しめなかった時、私は自分のプレイや振る舞いを振り返ります。そして、なぜ楽しめなかったのか?を追及するのではなく、どうすれば次回楽しめるのか?を考えます。

これはボードゲームのプレイスタイルと一緒です。ゲームに負けて悔しいとき、なぜ負けたのか?を追及するのではなく、どうすれば勝てるのか?を考えます。

自他の弱さを受け入れる

私も昔は嫌いなものが一杯ありました。ただ自分の弱さに気づき、自分にも原因があることに気付いてから考え方が180度変わりました。そして本当は嫌いではなく、苦手だということに気づきました。

また、相手に原因を求めるとそれが自分にも返ってきます。相手が悪いと強く言えば大きな反発が返ってくるのです。それは当然で多くの場合、自分にも原因があるからです。

私は神様ではないので一杯失敗もしますし、間違ったことをしてしまうことがあります。そして、それは他の人もそうだと思っています。個人的にはそれを受け入れることが大切なのではないかなと今は思っています。

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