最大人狼トーナメントのチャンネルで、マーダーミステリー(以下、マダミス)をプレイする回を観ました。
マダミスはTRPGと人狼を足して2で割ったような感じのコミュニケーションゲーム。マーダーということで、誰かが殺され、その犯人を探すというのが基本的な目的。
プレイヤーは現場に居合わせたキャラクターの1人となり、役を演じつつ、犯人探しを行います。犯人はプレイヤーの中の1人が行うので、犯人役は自分が犯人であることがバレないようにする必要があります。
プレイヤーにはそれぞれ秘密と犯人探し以外の目的が与えられており、より多くの目的を達成するとポイントが加算されていくシステム。目的はそれぞれのプレイヤーが反する目的であったり、犯人だと怪しまれるような目的であったりするため、犯人探しを難しくするための要素でもあります。
マダミスはその性質上、一回プレイ、または他の人のプレイを見てしまうと犯人がわかってしまうため、1回しかプレイできません。その点は注意が必要ですね。
今回最大人狼トーナメントで使われた題材はマーダーミステリー・オブ・ザ・デッド。
前からマダミスには興味はあったのですが、なかなかプレイの機会も無く、個人的に好きな最大人狼トーナメントでの放送というとこもあって、ネタバレ承知で観てみました。
感想としては、これは参加者としてプレイした方が楽しめるゲームだなあということ。最大人狼トーナメントでは初の試みということもあって、ワチャワチャしていた部分が多くありましたが、情報量が圧倒的に多いので、動画単体では伝わりきらない点が多いように思いました。
そもそもマダミスは対面でプレイすることが前提で作られているので、カード情報などはその場ですぐ共有できます。また、人狼の場合だと1つ1つ精査しながら話を進められますが、今回のマダミスの場合、密談というルールがあって様々な情報が秘匿されたまま同時進行で話が進んでいくので、見ている側としてはわかりにくいところがあるなあという感じです。1人1人へのフォーカスも少ないですしね。
そういう意味で参加者であれば、そのわからなさも含めて楽しめるのですが、視聴という点からすると、あれよあれよという間に話が進んでしまい、ちょっと置いてきぼりになってしまったかなあという印象。
ただ、マダミスってどんなゲーム?というのを知るには、臨場感も含めてとても良かったです。実際にはじめてプレイするゲームってこんな感じよねって雰囲気がそのまま出ていましたし、そもそもマダミスって1回しかできないので、ワチャワチャするよねってところも含めて楽しめました。
と、内容についてはあまり書いてないのですが、マダミスの性質上、あんまりプレイの内容を書いてしまうと実際にプレイするときに面白さが無くなってしまうのと、犯人がわかっちゃうとマーダーミステリー・オブ・ザ・デッドをプレイできなくなってしまうので、こんな感じの感想になっちゃいました。
個人的には機会があったらマダミスのゲームを何かプレイしてみたいなと思うほど、興味も持ちましたし、面白さは伝わってきた配信でした。