評価
☆3/5
遺伝子操作された巨大グモが街を襲い、害虫退治専門家アレックスが巨大グモに立ち向かうみたいなお話。
で、本作B級映画なので、好みが真っ二つに分かれる作品になっています。個人的にはB級作品として評価するなら☆4という感じ。
B級映画ではありがちな
- ちょいホラー感
- そこそこのコメディ感
- 無駄にちょいエロ入れました感
- へっぽこな軍隊
などが盛りだくさん。
ストーリー的にはグダグダなところもありますが、B級映画の面白さはアイデア部分。少ない予算でどう表現するのかや、主人公たちの掛け合いなどが見どころです。
個人的にはB級映画はすごく好きなので本作も楽しく拝見できました。
☆5にしなかったのは、ちょっとアハ感が足りなかったかなあという印象。自分が読み取り不足なのかもしれません。B級映画って、アイデアでいろいろと乗り切るのが面白さだと個人的には思っていますが、その点が少し足りなかったかも。
巨大グモをCGで作っているのですが、それが結構出来が良かったのもあるかなと。この手のモンスターパニックものって、CGがしょぼすぎることが多くて、それをうまくアイデアでカバーするのが定番。最近の映像技術が上がってきたのもあって、普通にCGで表現できてしまったのが、少しB級感を下げてしまったかもしれません。
全体的には結構まとまっているのでB級作品の中では良作だと思います。