マスメディアは古の男性的考え方そのもの
なぜ新聞やテレビはゲームを批判するのか?を書いていてふとマスメディアって男性みたいだなと思いました。
どういうことかというと、今のマスメディアって他者叩きがメインになっていますよね。まあ、その方が閲覧数(PV)や部数が売れるからかもしれませんが。
ただ、それって古の男性的考え方そのものだなと。
古の男性的考え方というのは、他者を叩いて自分の価値を上げるというものです。マスメディアが他者を叩くのはまさにこのような考え方が根本にあるからでは無いかなと個人的に思いました。
時代はウサギからカメへ
なぜカメはウサギに声をかけなかったのか? 僕らは奇跡でできている 名言メモで個人的に心に沁みたのは、
「ウサギはカメを見下すために走るんです。自分はスゴいって証明したいんです。」
という言葉です。これもある意味古の男性的考え方そのものだなと。
本来あるべき姿はカメなんじゃないかなと個人的には思うわけです。
そもそもマスメディアが他者を見下すために活動していること自体、ナンセンスなのですが、男性社会によってそれがまかり通ってしまったというのが実情でしょう。
女性の社会進出がうまくいかない理由
そして女性の社会進出がうまくいかないのは、この古の男性的考え方に女性もとらわれているからだと個人的に思っています。
わかりやすい例は女性の権利向上のために何でもかんでも女性蔑視に結びつけて事あるごとに男性を叩く女性活動家でしょう。
やっていること、考え方そのものが、古の男性的考え方です。まさに、
「ウサギはカメを見下すために走るんです。自分はスゴいって証明したいんです。」
という言葉がピッタリ当てはまります。
でもこれは仕方がないことかもしれません。なぜなら、その規範となる人々が男性でそれを真似しているからです。
本来求められるのは、女性視点での考え方なのに、なぜか古の男性的考え方で論理を組み立てています。一番忌避すべき考え方に依存しているというのはとても謎ですね。
これからの情報発信はカメ
個人的にですが、これからの情報発信はカメ的志向が求められるのではないかと思っています。
「カメは全然頑張っていません。競争にも勝ち負けにも興味が無いんです。カメはただ道を前に進むこと自体が楽しいんです。カメの世界にもはやウサギの存在は無く、寝ているウサギに声をかけなかったのもそのためです。」
これは他者のことを考えないということではなく、まず自分たちの考え、信念と言っても良いかもしれませんが、それをしっかり持つことが重要という話です。
日本の政治も同様ですね。野党はただ与党を批判するのみ。まさに古の男性的考え方です。
そうではなく自分たちの考えがあり、それに基づいて活動すべきなのではないかなと。
まあマスメディアにしても、女性活動家にしても、野党の政治家にしても、古の男性的考え方でお金を稼ぐことに慣れてしまったので、新しい方法でお金を稼ぐことは難しいのかもしれませんが。
ふと、カメのようなメディアがあっても良いかなと思いました。