評価・レビュー
☆4/5
話としては一流ホテルで行われる仮面舞踏会に殺人事件の犯人が現れるという情報を得た警察がホテルに捜査官を潜入させ、ホテル側とぶつかりながらも協力しながら犯人を探すという話。マスカレードとは仮面舞踏会の意味です。
原作は東野圭吾先生の同名小説。マスカレード・ホテルの続編で前作を観て無くても楽しめる作りになっていますが、前作を観ていたほうが楽しさ倍増という感じかな。
ホテルの客を疑う刑事 新田浩介(木村拓哉)とホテルの客を信じるホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)が、お互いに理解しつつも反目しつつ、お客のトラブルも解決して、さらに殺人犯を見つけるという結構てんこ盛りな展開で、飽きずにみれる娯楽作品として良作です。このあたりはやはり原作の東野圭吾先生の安定感をひしひしと感じます。
また、多くの登場人物が出てくるのでバイプレイヤーの方たちの演技も見どころかなと思います。
展開も早いですし、テンポも良いですし、終盤に向けての盛り上がりしっかりあって、個人的には日本人は幕の内弁当が好きというのがよく分かる作品でもあるかなと思いました。
あらすじ
ある日、警察に届いた匿名の密告状。それは、数日前に都内マンションの一室で起きた不可解な殺人事件の犯人が、12月31日にホテル・コルテシア東京で開催される年越しカウントダウン・パーティー、通称「マスカレード・ナイト」に現れる、というものだった。大晦日当日、捜査本部に呼び出された警視庁捜査一課の破天荒な刑事・新田浩介(木村拓哉)は、かつての事件同様、潜入捜査のためホテルのフロントクラークとして働くハメに。優秀だがいささか真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美(長澤まさみ)と事件解決にあたるが、パーティーへの参加者は500名、全員仮装し、その素顔を仮面で隠している。次から次へと正体不明の怪しい人間がホテルを訪れる状況に、二人はわずかな手がかりすら掴めずにいた…。(C)2021東野圭吾/集英社・映画「マスカレード・ナイト」製作委員会
アマプラ:マスカレード・ナイト
2021年9月公開。
リンク
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- アマプラ:マスカレード・ナイト
- 映画『マスカレード・ナイト』公式サイト
- マスカレード・ナイト – Wikipedia