マンカラと既存のキャラクターを組み合わせるというアイデアは面白い

投稿者: | 2024年11月13日

マンカラとは、世界最古のボードゲームの1つで、古代エジプトが発祥と言われています。

ただ、世界中で似たようなルールのものがあり、名前も違ったりするので、実際はどうなのかは不明。

少なくとも古代エジプトの遺跡から、マンカラと思われる遊戯跡が見つかっているので、おそらく古代エジプトが発祥とされています。

ざっくりとマンカラのルールを言うと、交互に石を動かして、逆側に石を全部移動すれば勝ち。ただ、ルールについても様々あるため、同じマンカラと言っても、ルールが異なる場合があります。

で、このマンカラ、最近ではキャラクターを付与されて販売されているようです。

自分が見つけたのはすみっコぐらし版。

ボードゲームというと、ずっと以前から言われているのが、ルールの盗用問題です。

ボードゲームのルール自体は、法律で保護されないため、マネても法律上は問題ありませんが、道徳的観点、倫理的観点から、問題ではないかと言われています。

個人的にも、ボードゲームのルールについては、法的な保護が必要ではないかなと。

ただ、難しいのは、どの程度まで保護を強くするか?という話。

例えば、ダイスを振って出た目の分、マスを進むというルールが保護されると、かなりのボードゲームに影響がでますよね。

なので、ヨーロッパではボードゲームのルールについて、法律で保護すべきだと活動している人たちもいるようですが、法整備にはかなり時間がかかりそうです。

また、これまで完全にルールをパクったことで、炎上したり、問題になったり、最悪発売中止になったりしたボードゲームもあります。

そう考えると、ある程度はルールのパクリについて、制御はできているの部分はあります。

ただ、すべてではありません。というか、ルールを丸パクリして、自分が考えたボードゲームとしてリリースされているものは結構あります。

と、話がちょっと逸れてしまったので話を戻すと、マンカラはルールを考えた人が誰かわからず、世界中でプレイされているので、そのままのルールで出しても問題が起きないのがメリットです。

ただ、そのままマンカラとして出してもということで、既存のIP(知的財産、今回は著作物のキャラクターの意味)との組み合わせ(今回なら、すみっコぐらし)との相性は良いなと思いました。

言ってしまえば、将棋のコマを既存IPと組み合わせ出すようなもの。

他にも古くからあるボードゲームっていろいろとあるので、上手く既存IPとの組み合わせができるのではないかなあと思ったりしました。

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