マンカラとは、世界最古のボードゲームの1つで、古代エジプトが発祥と言われています。
ただ、世界中で似たようなルールのものがあり、名前も違ったりするので、実際はどうなのかは不明。
少なくとも古代エジプトの遺跡から、マンカラと思われる遊戯跡が見つかっているので、おそらく古代エジプトが発祥とされています。
ざっくりとマンカラのルールを言うと、交互に石を動かして、逆側に石を全部移動すれば勝ち。ただ、ルールについても様々あるため、同じマンカラと言っても、ルールが異なる場合があります。
で、このマンカラ、最近ではキャラクターを付与されて販売されているようです。
自分が見つけたのはすみっコぐらし版。
ボードゲームというと、ずっと以前から言われているのが、ルールの盗用問題です。
ボードゲームのルール自体は、法律で保護されないため、マネても法律上は問題ありませんが、道徳的観点、倫理的観点から、問題ではないかと言われています。
個人的にも、ボードゲームのルールについては、法的な保護が必要ではないかなと。
ただ、難しいのは、どの程度まで保護を強くするか?という話。
例えば、ダイスを振って出た目の分、マスを進むというルールが保護されると、かなりのボードゲームに影響がでますよね。
なので、ヨーロッパではボードゲームのルールについて、法律で保護すべきだと活動している人たちもいるようですが、法整備にはかなり時間がかかりそうです。
また、これまで完全にルールをパクったことで、炎上したり、問題になったり、最悪発売中止になったりしたボードゲームもあります。
そう考えると、ある程度はルールのパクリについて、制御はできているの部分はあります。
ただ、すべてではありません。というか、ルールを丸パクリして、自分が考えたボードゲームとしてリリースされているものは結構あります。
と、話がちょっと逸れてしまったので話を戻すと、マンカラはルールを考えた人が誰かわからず、世界中でプレイされているので、そのままのルールで出しても問題が起きないのがメリットです。
ただ、そのままマンカラとして出してもということで、既存のIP(知的財産、今回は著作物のキャラクターの意味)との組み合わせ(今回なら、すみっコぐらし)との相性は良いなと思いました。
言ってしまえば、将棋のコマを既存IPと組み合わせ出すようなもの。
他にも古くからあるボードゲームっていろいろとあるので、上手く既存IPとの組み合わせができるのではないかなあと思ったりしました。