評価・レビュー
☆5/5
これまでたくさんのローグライクデッキ構築型カードゲームをプレイしてきましたが、基本的にはSlay the Spireに近いものが多かったです。
そんな中でLost Pagesは複数種類のリソースという斬新なアイデアで、これまでのローグライクデッキ構築型カードゲームとはプレイ感の異なるゲーム性に仕上がっています。
Google Indie Game Festival (South Korea) 2022 Winner (TOP 3)ということで、たしかに頷ける作品。
iOSとAndroidでリリースされており、無料でダウンロードできます。ローグライクデッキ構築型カードゲーム好きなら、ぜひプレイしてほしいゲーム。
Lost Pagesグッドポイント
やはり複数種類のリソースという点が最大のポイント。具体的には、赤、青、黄、紫のリソースがあり、それを組み合わせてカードをプレイするという点です。
これまでのローグライクデッキ構築型カードゲームは共通マナが基本でした。リソースが複数種類になることで、より戦略性が求められることになります。
使いきれなかったリソースは2つまで次のターンに持ち越し可能。また残っているリソースは見えているので、何を残すのかで展開が大きく変わるわけです。
カードはドロータイプではなく、すべて固定で持っているので、リソースマネジメント的な側面があるのも本作の特徴的な点かなと思います。
マップは隣のマスに移動するタイプで、横に移動することも可能。また、毎ターン手前側から影が迫ってきて飲み込まれるとダメージを受けます。このあたりはBad Northっぽいシステムですね。
気になった点
カードには単色リソースで使えるもの、複数のリソースが必要なものがあり、その結果としてカードのコンボなどが難しくなっています。
また持ち越せるリソースが2つで選べるものの、一気にカードを使って畳み掛けるのもしにくいシステムです。
この点で多少テンポが悪い感じはしました。
ただ、じっくり考えながらプレイするという点では非常に面白いゲームです。個人的にはかなりおすすめ。
リンク
- ゲームレビューブログ | ネルログ
- 私的おすすめゲームまとめ | ネルログ
- デジボレビューまとめ | ネルログ
- Lost Pages – The First Cycle – Apps on Google Play
- Lost Pages – The First Cycle 12+ – App Store