
金持ちになる方法や成功の法則が定まらないのは、きっと金持ちや成功者の分類ができてないからではないか?
つまり、一般に金持ちと言っても、親が金持ちであって、自身のビジネスで成功した、株で成功した、宝くじに当たったなど、金持ちになるルートがたくさんある。
一般的には、ビジネスで成功というのが金持ちになる方法なのだろう。
ただ、ビジネスで成功しなくても金持ちにはなれる。
例えば、お金持ちの人と結婚する方法などだ。
つまり、金持ちになるためのルートを見つけることが、金持ちになるための方法の本質ではないだろうか。
ビジネスで成功が難しい理由は、至極明快だ。
プレイヤーが多すぎるということ。あと、時間変化によって状況が変わるということ。
だから、成功法則が定まらない。
例えば、今売ればバカ売れする商品があったとしても、1日後にはバカ売れするかどうかわからない。
だから、売れると予測して、準備しておく必要がある。
しかし、準備したからといって、売れる波が来るかどうかはわからない。
また、準備している人たちは多数いて、自分の商品よりも良いもの、マーケティング戦略が上手いものなど、必ずしも自分の準備が一番であるかどうかはわからないのだ。
さらに、新しい技術によって、もっとよい商品が出るかもしれない。
例えば、ガラケー。軽くて便利で素晴らしい商品だったが、iPhoneの登場で一気に状況が変わってしまった。
また、世の中にはいくつもビジネスを成功させている人がいるが、それは最初の成功があったからだ。
その成功によって認知度を得ることができた。
だから、多くの人がその人に注目し、その人に投資しやすくなる。ファンができる。
同じビジネスモデルで、まったくの無名な人がやったら、同じように成功できるか?と言われれば成功は難しいだろう。
これがビジネスの成功法則に正解がない理由の1つだと思っている。
どんなに自己啓発本を読んだとしても、多くの場合、成功はできない。
なぜなら、成功者がたくさん出ているなら、成功法則が成り立っているなら、他の自己啓発本は不要だからである。
しかし、今現在、そんな状況にはない。
最初にやるべきことは、やはり金持ちになるルートの分類ではないだろうか。