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アメリカ大統領選はインテリを打ち破った選挙
2024年、アメリカ大統領選では、トランプ氏が勝利しました。
これはインテリに対して、多数の被支配層が反旗を翻した結果だと、個人的に考えています。
というのも、反トランプ氏の方々の論説を見ていれば、明らかにトランプ氏やトランプ支持者を見下すような内容が多いように個人的には感じているからです。
ただ、民主主義においては、投票による結果がすべて。
どれほど相手を罵ろうとも、結果は結果です。
衆院選も支配層に風穴を開けた
昨年の衆院選においても、自民党はかなり議席を減らし、過半数割れしました。
そして、国民民主党が大きく躍進。
その後の立ち回りもうまく、結果として103万の壁を少しだけ打ち崩すことに成功しています。
衆院選についても、支配層が被支配層に敗れた選挙だったなと。
選挙によって政治が変わる時代へ
つまり、アメリカと日本のどちらにおいても、インテリや支配層によるコントロールが効かなくなってきていると個人的に考えています。
それはインターネット、SNS、Youtubeなどが選挙に影響を与えはじめてきたからかなと。
このあたりは、多くの人が指摘していることだと思います。
で、ここからが本題というか、個人的にこの流れを止めてしまうのは、勿体ないなと。
つまり、2025年が民主主義国家における、重要な年になりそうだということです。
2024年の選挙は、一過性の可能性も否定はできません。
もし、一過性であれば、また昔の状態に戻り、インテリが幅を利かせ、支配層による搾取が再び続くでしょう。
それが問われるのが2025年の選挙なんじゃないかなと。
次の時代の政治を作るのは誰か?
個人的には、これまで選挙に興味を持っていなかった人たちが、次の時代の主人公になって欲しいなと考えています。
これまでインテリの言いなりで、支配層から搾取されていた人々です。
日々の生活に手一杯というのはわかります。
ただ、このチャンスを逃すと、その手一杯の状況からは抜け出すことができないでしょう。
その状況を変えるチャンスがある選挙が、次の千代田区長選挙と都議会議員選挙です。
千代田区長選挙
千代田区長選挙においては、さとうさおり氏が出馬し、一気に注目度が高まりました。
前回の選挙のような混戦であれば、さとうさおり氏が勝てる可能性があったのですが、なんと現職のひぐち たかあき氏が都ファだけでなく、自民党の支援も得て出馬表明。
ひぐち たかあき氏は都ファに所属しているのに無所属で出るという・・・。もはや理念もへったくれもありません。
さとうさおり氏のネットでの人気に恐れをなしたと言って良いでしょう。
第二の石丸だけは作ってはならないという、並々ならぬ意志を感じます。
個人的にですが、この千代田区長選挙は、民意 vs 組織票の戦いなのかなと。
正直、都ファと自民の組織票はかなり多く、現状ではさとうさおり氏は敗北濃厚でしょう。
しかし、投票率が上がれば逆転が可能だと個人的には考えています。
千代田区に住んでいる方は、比較的年収が高いでしょうから、被支配層という感覚は無いかもしれません。
しかし、日本の税金は高く、どこかで歯止めをかけなければ、これからも増税が続くでしょう。
さらにインフレ基調でもあり、増税と合わせれば、年収1000万や2000万ですら、子どもを育てるのが厳しい状況になることは明白。
だからこそ、支配層へ一矢報いる必要があると、それが今だと思っています。
都議会議員選挙
石丸氏が地域政党 再生の道を立ち上げました。
政党としての理念は無く、個々人の理念に基づいて政治をするという新しいスタイルです。
ターゲットは都議会議員選挙。
公募もはじまっており、ちらほらと公募に応募したことを公表している人たちもいて、思った以上に人が集まりそうな気配です。
55候補を立てる予定とのことですが、実際にはどうなるかは現状不透明。
ただ、再生の道の候補者が当選していけば、新しい流れが生まれることは明らかです。
候補者が出揃わないと細かい話はできませんが、少なくとも再生の道の候補者が当選するかどうかは、今後の政治に大きな影響を与えるでしょう。
ぜひとも都民の方たちには、投票に行ってほしいなと。
2024年は新しい民主主義元年になるか?
とりあえず、今わかっている段階では、この2つの選挙に民意を反映できるかが、今後数年の民主主義のあり方を決めることになると個人的には思っています。
散々たる結果になった時、また再び支配層が搾取する暗黒の時代に突入し、増税は続き、今はそれなりに生活できている人も、被支配層へ転落し、どんどんとやる気を削がれ、日本は本当に没落していくのだろうなと。
そのぐらい重要な選挙だと、自分は考えています。
昨年は明らかに新しい民主主義の時代に突入したのではないか?と思わせる状況でした。
それが変わるかどうかは、有権者次第です。
そして、それを示すことができるチャンスが今まさに到来しているということ。
果たしてどうなるか?