郡の開発用地には様々な建物が建築できますが、個人的な一押しは兵糧庫です。というか兵糧庫は必須だと思います。
兵糧庫は郡での兵糧の消費を50%に抑える効果があります。また1つの郡に対して1つしか建てることができません。ちなみにバグで2つ建てることも可能ですが、効果は1つの時と一緒です。
兵糧庫がおすすめの理由
兵糧庫を建てることで、
- 兵糧不足の軽減
- すべての部隊に影響
- 圧倒的コスパ
というメリットがあります。
兵糧不足の軽減
本作では兵糧が城ごとに管理され、兵糧に上限が存在します。その結果、万年兵糧不足に悩まされることになります。
部隊に持たせた腰兵糧が無くなると部隊の兵数が徐々に減っていき壊滅してしまいます。帰城するとその分の兵数は戻ってきますが、兵糧が無くなって壊滅した部隊の兵数は戻ってきません。
兵糧庫によって部隊に持たせた腰兵糧の減りが減れば、その分長く戦闘できますし、帰城させやすくなります。
とても地味ではありますが、兵糧が足りなくなることが多い本作ではボディーブローのように効いてきます。
すべての部隊に影響
部隊をより遠くの城へ派遣させるには、持てる腰兵糧を増やす荷駄詰所を城下施設で建てるという手段があります。
ただ、荷駄詰所はその城だけの効果なので他の城の部隊には影響しません。
しかし、兵糧庫はその郡を通る部隊全部に影響するので荷駄詰所よりも多くの部隊に影響を与えることができます。
圧倒的コスパ
荷駄詰所は最初10日増やすのに金3000かかります。兵糧庫は金500ですので荷駄詰所1個に対して兵糧庫は6個建てられます。
郡の道が例えば2日かかるとして6つの郡に兵糧庫を建てると、腰兵糧は12日分浮かすことができる計算です。
それも他の城の部隊にも影響しますから、圧倒的にコスパが良いと言えます。
また、腰兵糧を増やす方法として政策の小荷駄隊配備を発令するという方法もあります。こちらは☆1の段階で金500/月です。
しかし兵糧庫は1回建てれば台風などで破壊されない限り、追加の費用がかかりません。
もう少し具体的に計算していきましょう。
10の郡に兵糧庫を建てる場合は金5000かかります。10の郡の道がどれも2日とすると腰兵糧の軽減は20日です。
小荷駄隊配備で腰兵糧20日は金1500/月。単純計算で4ヶ月で兵糧庫の方がお得になっていきます。
兵糧庫を建てた郡を毎回通るわけではありませんが、小荷駄隊配備の場合でも毎月軍を出兵させるわけではないのでざっくり相殺すると、圧倒的に兵糧庫がコスパが良いことがわかります。
兵糧庫の分は計算されていないので注意
ちなみに出兵の時に兵糧の計算が表示されますが、兵糧庫の分は計算されていません。下記は実際に試した時のスクリーンショットです。
出兵の際に約10日と表示されていますが、実際に行軍させると腰兵糧が5日分しか減っておらず115日分残りました。