ハンターキラー 潜航せよ 映画レビュー 潜水艦+特殊部隊で緊迫感の波状攻撃

投稿者: | 2022年2月25日

評価

☆4/5

個人的に潜水艦ものは好きということもあり、楽しく見れたので☆4。細かい点でいろいろと気にはなりましたが、まあ映画ですし・・・とか思っていたら、ロシアのウクライナ侵攻です。まあ、状況は違いますが、一触即発の事態であることは間違いないですね。

話としては、

ロシア近海で消息を絶った米海軍原子力潜水艦を探しに行った攻撃型原潜“ハンターキラー”が、沈没したロシア原潜を発見。ロシアでクーデターが起き、第三次世界大戦に突入しそうな事態になりつつあった・・・。

という感じ。

あんまりネタバレしたくないなあと思ったら予告編ではバッチリロシアでクーデターが起きたって言ってますね。そこが本作の面白さのポイントの1つかなと思ったのですが。

本作、潜水艦がメインと思いきや、実はアメリカの特殊部隊シールズによる潜入作戦も同時進行で進んでいきます。潜水艦は米原潜調査後、クーデターの対応をするためさらにロシア領内へ、特殊部隊は大統領救出作戦を展開するという感じです。そのあたりはちょっと意見は分かれるかも。

本作の見所としてはやはり映像の素晴らしさかなあと。潜水艦ものはやはりドンパチのかっこよさも重要ですよね。

またシールズの作戦も見せ場があって、グッとくるシーンもあり良かったです。

潜水艦、シールズ、アメリカ政府対応と畳み掛けるように常に緊迫した場面が連続して来るので、読者を飽きさせない作りになっています。潜水艦だけだとここまでの波状攻撃のような緊迫感は出せなかったかなと。

個人的に興味深かったのはロシアを立てているシーンも多いなと感じました。いろいろと配慮があったのかも。またロシアの大統領がかなり良い人物に描かれていて、ある意味、願望も入っているのかなあとか感じました。

そういう意味ではエンタメ作品として良作だと思います。潜水艦ものが好きならおすすめ。シールズなどの特殊部隊好きも楽しめる作品です。


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