Ver.3.5.0Aで流行り始めているデッキとして、王異の破滅の舞いがあります。魅力盛りで開幕から法具を使い、破滅の舞いを舞って押し切るデッキです。
私自身は破滅の舞いを使う方でかなりプレイしました。ただ、確実に勝てるというわけではなく、いろいろと弱点もあることがわかっています。
そんなわけで個人的に負けた経験から破滅の舞い対策についてまとめていきます。
目次
開幕 破滅の舞いを知る
まず開幕 破滅の舞いデッキは魅力盛りかつ将器 士気上昇武将を揃えて、開幕から破滅の舞いを使って攻め続けるというもの。
魅力盛りにする必要があるため、総じて武力が低い傾向にあります。
編成にも寄りますが今流行っているのは1コスト5枚、1.5コスト2枚の形。ですので、最高武力が5か6になります。
今後様々な形が出る可能性があると思いますが、それほど大きな変化は無いでしょう。
また、戦いの流れとして基本的には開幕に法具を使って破滅の舞いを使い攻めるという流れになります。
法具は基本的には正兵の法です。これはより高い武力の時間を長くするためと、勢力の混合編成になることが多いからです。
法具については今後変わる可能性はありますが、火事場を入れる編成が現在の主体ですので、当分は正兵の法がデフォルトだと思います。
破滅の舞い対策法や弱点
開幕 破滅の舞いの対処方法についてまとめていきます。
開幕は大攻勢で受ける
まず、相手が開幕で正兵の法を使ってきたら、大攻勢を合わせるのがおすすめです。
開幕 破滅の舞いを知るで述べたようにデッキは魅力盛りになるため必然的に素武力が低いです。
破滅の舞いで武力が+5になるとはいえ、多くの部隊は武力が7〜8になります。開幕に正兵の法を重ねても9〜10です。
確かに序盤に武力9〜10の武将が6人もいたらめんどくさいのですが、大攻勢の方は武力が+3ですので高武力の武将であれば個別に対応できます。
慌てずに1部隊1部隊倒していくのがベスト。
ある程度攻城されることを受け入れる
これは攻城兵を入れた開幕乙と同じですが、ある程度攻城は受け入れることを覚悟した方が良いです。
全部に対応するのは難しいため、割り切ることが大切。
破滅の舞いは自城にダメージを受ける計略で相手側も城ダメージを受けています。また魅力盛り武将が多いということは、1コストの武将がほとんどですので、攻城されてもそれほど城ダメージは大きくありません。
割り切って対応してみたら、相手の方が城ダメージが大きかったということがしばしばあります。
カウンターを狙う
基本的に開幕で法具を使っているということは相手は法具が無い状態です。
しっかり受けきったら相手は武将を復活できない状態で待ちになります。これが絶好のカウンターチャンスです。
先程述べたように攻城されるのを覚悟して部隊が落とされないようにするのがもっとも大切です。
また、城ゲージが自分の方が有利だったとしても、相手が攻めてくるのを待っているのは得策ではありません。
破滅の舞いは舞っている間、常に+5になります。相手のデッキに号令が入っていれば+5がされた状態でさらに号令が来るため、通常の号令では対処が難しくなります。
ある程度、パワーのある号令なら問題無いですが、士気5号令程度では逆に押し切られる可能性がありますので、自分のデッキと相手のデッキを見て判断してください。
また戦技ものることが多いので、個人的にはカウンターで一気に倒してしまうのが良いと思います。
破滅の舞いを潰す
カウンターをするときは破滅の舞いを真っ先に潰すことをおすすめします。
破滅の舞いが無ければ素武力がかなり低いデッキですので、苦労すること無く落城できると思います。
破滅の舞いを潰す際には弓が有効。個人的には計略を使ってもかまわないと思っています。
例えば、蹋頓の烏丸流弓技があります。個人的にはパンパンにされました。破滅の舞いが潰された後も蹋頓の計略でどんどん武将が倒されていくので、対処のしようがありません。
張衛 火事場剛弓に注意
城ゲージが少ないほど効果が高い火事場系の計略には注意が必要です。現状では張衛の火事場剛弓が筆頭。
ですので、走射されないように注意してください。武力の上昇も大きいですが、破滅の舞いの場合、そもそも城ゲージが削れた状態になっているので、火事場剛弓で倒される前に落城してしまうことも多いと思います。
破滅の舞いを潰している状態で城ゲージで勝っているならば無理に火事場剛弓と戦う必要はないので、犠牲部隊を出して逃げるのも手。
個人的に火事場剛弓マウントはかなりキツいので守るよりはカウンターで攻めたほうが良いと思います。
火事場剛弓は単体でどうこうできる計略ではなく、あくまで周りの武将が張衛を守れているからこそ生きる計略です。つまり、張衛が安全でなければ使いにくいのです。
開幕 破滅の舞いは70カウントで落城する
カウンターで攻めない場合には70カウント守り切ることになります。
最初の攻めを法具で凌いだ後、破滅の舞いを潰していなければ破滅の舞いにさらに号令などの計略を使って攻めてくることになるため、かなり強い計略で無いと対応が難しいです。
例えば、戦処女の号震の場合+5になりますので破滅の舞いの上昇値と合わせて+10。さらに震撃で武力-3されると武力差が13になります。震撃が無かったとしても武力+10は最低のってくると思った方が良いでしょう。
武力の初期値が2だっとすると武力12の計算。当然武力がもっと高い武将がいればさらに武力は高くなります。これが6枚で攻めてくるわけです。総武力60超えを防げる計略があれば守り続けて問題ないと思います。
また無理に全部の箇所を守る必要は無いのである程度攻城を許しても良いと思います。
注意が必要なのは火事場系の計略。先程も述べたように号令に火事場剛弓をのせてくるので、マウントだけは取られないように注意してください。火事場剛弓にマウントされたら正直負けます。
郭隗による破滅の舞い切り
破滅の舞いを郭隗で切れば落城を防げるため、郭隗を入れているデッキがテンプレとして流れています。
しかし、破滅の舞いを切ってしまうと武力が一気に下がるので、そもそも普通の号令に対処するのが難しいです。
相手がリードしている状態で、郭隗で破滅の舞いを切ったら相手をせず、さっさと武将を戻せばOK。郭隗を相手する必要はありません。その段階で相手は攻め手が無くなり勝確です。
つまり、郭隗を切るタイミングというのはある程度限られているのです。
正直、70カウント前に郭隗で破滅の舞いを切ったとして、残り30カウントを破滅の舞い無しで守るのはかなりキツいのではないでしょうか。
現在流行りのデッキ構成だと火事場剛弓に頼る形だと思いますが、走射して攻城を一撃も許さないというのは相当ハンドスキルが必要だと思います。
開幕 破滅の舞いが苦手なデッキ
開幕 破滅の舞いが苦手なデッキの筆頭として開幕乙デッキがあります。例えば、最近では侯氏入りの開幕乙などがあります。
破滅の舞いデッキは高武力の武将がいないため、区星や沈瑩を素で止めるのは難しいです。ということは計略を使うわけですが、超絶強化の場合、先打ちしないといけません。でないと区星と普通にぶつかっただけで兵力が削られてしまい超絶強化を活かせません。
で、先に計略を使ってしまえば、開幕乙側は特に何もせず帰るでしょう。開幕乙デッキは基本魅力多めですから士気差が大きくなり、次の攻めを防ぐのは難しいでしょう。
また気にせず破滅の舞いを使うという手もありますが、相手も号令系を使ってきますし、大攻勢を使われると武力負けしてしまいます。
通常は70カウントの余裕がありますが、もし攻城兵の壁攻城を1発でももらえば約半分の35カウントになってしまいます。相手の攻城をしのいでいる間にカウントは過ぎますし、武将が倒されてしまったらカウンターもできません。
ということで、結構手詰まりなのです。
高武力武将が1枚いれば、それに投げ計略(例えば李粛)を使って防ぐのが一般的です。しかし、現在の開幕 破滅の舞いデッキはそれが難しいです。
今後、高武力の武将を入れた破滅の舞いデッキが登場するかもしれませんが、魅力持ちの高武力武将の場合、知力が低かったり、刻印持ちだったりとデメリットが多く、撤退するとその時点でゲーム終了になる場合も多々あります。
ですので、現在のところ開幕乙にはかなり武が悪いと言わざるを得ません。
攻城部隊を倒せ
破滅の舞いデッキの弱点として内乱だけで落城はできないため、どうしても攻城する必要があることが挙げられます。
攻城すれば兵力は減りますし、乱戦で兵力も削れるということです。
また、攻城している部隊さえ倒してしまえば、城ダメージを受けることはほぼ無いと言えます。
個人的にいろいろな三国志大戦の動画を観て良かったのは、乱戦ダメージが上がる系で攻城部隊を倒すという方法。
曹髦の潜龍の爪牙や厳白虎の悪逆の虎牙が士気コストも低くて良い感じ。
多少の攻城を許して撤退部隊ズラし
開幕の破滅の舞いの攻撃を防いだ場合、2回目に破滅の舞い+号令で攻めてくるデッキが増えています。
ですので、相手に号令がいる場合にはある程度攻城を許して撤退部隊をズラし、相手のカードが全部整ってから攻めてくるのを防ぐのがおすすめです。
破滅の舞いは自城がどんどん減っていくため、勝つには攻めるしかありません。破滅の舞い+号令だったとしても枚数が少なければ、それほど対処に困ることはないでしょう。
この2回目の攻めを防げれば、ほぼ勝利が確定します。
相手が部隊が整うのを待っているようであれば、ラインを上げて高めで号令を打たせたり、王異を狙って部隊を出さざるを得ない状況にして、こちらも計略で相手の部隊を何部隊か落とせば勝ちやすいです。
破滅の舞いで城はどんどん削れていくので、無理に攻城を狙わなくてもかまいません。
最強のメタ 自宅警備員 自爆袁術
いろいろと対策法はあると思いますが、攻城兵使いならやっぱり自爆 袁術がぶっ刺さりますね。
特に何儀を入れた形なら何儀さえ倒してしまえば問題無いので、袁術は常に自城で待機する形。また、知力上げ対応として再起の法を使うことで二度自爆を狙い倒すことも可能です。
開幕の自爆警戒で征知の法を使ってくれるのであれば、逆に大攻勢で対応できます。
そんなわけで実際に25連勝中の破滅の舞いと対戦したときの動画です。
相手は孫尚香の恥辱の報復で何儀の知力を上げて対応してきましたが、しっかり袁術が2回自爆して終了という感じです。
参考 → 攻城兵使いのための攻城兵使いまとめ 三国志大戦 | ネルログ
参考:妨害計略を使う
最後に個人的にまだ試していないのですが、ぶっ刺さると思っている対処法を紹介します。
それが武力下げの妨害計略です。
ある程度こちらも魅力を揃えているなら開幕に使えば、かなり有利に戦えると思います。
具体的には漢の沮授です。武力5下げな上に相手を倒せば士気バックがあります。また計略時間も長く、範囲も結構広いです。
同じ魅力盛りだった場合、相手は為す術もないでしょう。上昇した武力分がまるまる下げられるためです。