記者なら何を見据えるべきか、誠意を持って悩むべきではないですか? H.U.S.H名言メモ

投稿者: | 2021年6月7日

韓国ドラマ H.U.S.Hは、新聞記者たちの奮闘を描く社会派ヒューマンドラマ。その第5話で、新人記者 イ・ジスと、ベテラン記者 ハン・ジョンヒョクの主人公2人が記者にとって重要なこととは何かについて話します。

テーマは社会的な強者と弱者の話で、新人記者 イ・ジスが

「弱者の味方になれとは言わないです。ただ、公平に扱うことがなぜできないんですか?」

と問いかけます。この後にベテラン記者のハン・ジョンヒョクが重要なこととは何か?と新人記者に問いかけ、新人記者 イ・ジスは

「記者なら何を見据えるべきか、誠意を持って悩むべきではないですか? その胸の中に多少の情熱は記者として持つべきです。」

と答えます。

これはずっしりと重くのしかかる言葉ですね。

個人的には今のマスメディアに足りないものなのかなと感じました。

ドラマ H.U.S.Hの中でも記者はサラリーマンで生きていくためにお金を稼ぐしか無いという話題が出てきます。そして、お金を稼ぐために不正をしてしまう人が多く登場します。H.U.S.Hは沈黙がキーワードになっているので、あえてお金のために黙っている、しゃべらないというシーンも多々あります。

つまり、マスメディアの人たちにとって都合の悪い話は黙っているということです。

この手の話は昔から語られてきていますが、誠意という言葉は個人的にとても興味深いなと思いました。

差別を無くそうとか、弱者の味方になるべきだ的な話は結構あり、強者を倒していくのが痛快ではありますが、そもそも記者の本質とは何か?という点では、H.U.S.Hの誠意という言葉はかなり言い得て妙なのかもしれません。

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