Ghost of Tsushima – 世界観が素晴らしい侍ステルスアクションゲーム

評価・レビュー

☆4/5

元寇がテーマでモンゴル帝国相手に対馬で戦う侍が主人公のステルスアクションゲーム。オープンワールドタイプで、ストーリー重視ながら、戦闘システムもしっかり考えられた良作。

個人的にオープンワールド系が苦手で、本作もそのあたりが自分の中で評価が上がりきらなかったです。というのも、移動している時間が結構長くて、そこで好みは出ると思います。

メインストーリーをガシガシ進めてプレイしたのですが、それでも結構なボリュームで、サブストーリーを含めると相当遊べるゲームだと思います。

プレイしていくとわかりますが、いろいろな型があり、相性が結構でます。ですので、型を変えて戦わないと苦戦する印象です。

この型のシステムが絶妙で、パット見それほど変化は無いのですが、例えば槍に対して強い型だとアクションの距離が短くなっていてその分早く動けたりします。ですので、型をしっかり変えてプレイする必要があるなと。

個人的に仁王をプレイした後で、仁王ではほぼ中段の構えでクリアしたので、その感覚が抜けず序盤は苦戦しました。

本作で個人的に一番感動した点はゲームの雰囲気。対馬の美しい景色を単純にグラフィックだけで表現しているわけではなくて、細かい配慮というか、工夫をそこかしこに感じました。

そういう意味では、ゲームの世界観や雰囲気を大切にしている人なら、かなり楽しめると思います。正直、対馬の景色を楽しむだけでも一見の価値ありのゲームです。

死にゲーは仁王シリーズをプレイ後で、あまり得意ではないですが、クリアまで行けました。難易度は普通です。