評価
☆4/5
ジャンルとしてはホラー・コメディなのかな。これは、かなり好みが出る作品だと思います。基本的には寿司が襲ってくるという話なのですが、他の要素を詰め込みまくっているので、かなり内容がカオスです。
個人的な印象としては、こんなどうです?みたいなポッと出たアイデアも採用!みたいな感じで取り入れた作り。ですので、結構いきあたりばったりというか、唐突感はいろいろなところにあります。それが受け入れられるかどうかが本作の評価に大きく関わってくるかなと。
B級映画のジャンルだとは思いますが、意外と金がかかっている印象もあって、少し多めの予算でB級映画作りました!って感じ。
まあ、とにかくいろいろとぐちゃぐちゃしているので、意味不明に感じる点も多いと思います。ちょっとグロいというか、気持ち悪くて見るに堪えないシーンもあるっちゃあるので、かなり見る人を選ぶ作品ですね。
とにかく、考えて観ちゃいかん作品だと思います。世界観を受け入れてツッコムなり、一緒に脳みそバグらせて見るのが吉。
話としては
寿司職人の娘として職人を目指していたが、力不足を感じ家を出て、温泉旅館で仲居として働いていた。そこに製薬会社の一行と、その社長に恨みを持つ男がやってきて、寿司に特殊な薬を注入。寿司が人間を襲うようになってしまった。果たして生き残ることはできるのか?
話の筋としてはこんな感じなんですが、そもそもストーリーを楽しむ作品ではないので、ストーリーはあってないようなものかなと。
主演の娘 ケイコを演じるのは武田梨奈さんのアクションのキレが結構凄いなと思って調べてみたら、琉球少林流空手道月心会(黒帯二段)なんですね。道理で。また旅館の掃除係 澤田に松崎しげるさんが出演しています。