アマプラで、「【生きづらさ】男性のみでプリクラは禁止?性差別に?ジェンダー平等への道は?強く訴える当事者と考える」を見て、思ったことをつらつらと。
性によって機会を奪うことは差別ではあるが
そもそも性によって機会を奪われることは差別です。ですので、男性の入店拒否というのは、差別であるとは思います。
ただ、お店側が言っているように、過去にトラブルが発生したことから、男性の入店拒否をしているわけで、そこにも正当性はあるかなと。
一部の男性によって、そのほかの多くの男性が迷惑を被るのは大変残念ではありますが、正直言えば現在は過渡期なので、仕方がないかなと言うのが個人的な意見。
今後人類が進化し、すべての男性が性的な欲望をしっかりと理性で抑えられるような社会が生まれれば、痴漢をする人もいなくなるでしょうし、そうなったら女性専用車両も無くなるだろうなと思います。
まあ、そんな日が訪れるかどうかはわかりませんが。
弱い男性たちの話
給与や恋愛において弱者男性が増えているというのは、確かにそうなのだろうと思います。
結果として結婚しない人が増えていますし、自分も結婚に対しては前向きですが、無職なので当然結婚は難しいでしょう。
そして結果として少子化に繋がっていることは、誰しもが納得できることかなと。
で、少子化を悪とするのであれば、少子化問題となりますが、悪と捉えなければ適正な人口調整と考えることもできるかもしれません。
人間は弱者を救うために社会を作り、共同体によって繁栄してきましたが、再び弱肉強食の世界へ戻ったと考えれば、より自然に近い状態なのかもしれないなとも思います。
ただ、このまま進めば日本という国は世界で戦えなくなりますし、それを危惧するのであれば、やはり弱者男性を救う施策が必要ではないかなと。
その解決策として、やはりベーシックインカムがベストなのかなと個人的には考えています。
弱者男性の支援が経済成長に繋がる?
これは私自身の考えですが、日本が経済成長をしていた時期の鍵は、
- 終身雇用
- 中間マージン
にあると思っています。
どちらも当時は悪として思われていたことですね。
終身雇用のメリットは、将来の予測が立てやすい点。犯罪などでなければ、安定した収入を得られるため、家のローンを組みやすいですし、子どもを育てるにしても、お金の計算がしやすいです。能力が低かったとしても、収入が安定していれば、結婚もしやすいでしょう。
次に中間マージンは、中抜きと言われてたりもして、徹底的に排除されました。しかし、個人的には中間マージンには良い点があると思っています。世の中には物を生み出せない人というのが存在しますし、ビジネスで能力を発揮できない人もいます。そのような人でも右から左に流して中抜きする商売で生きていけるわけです。言ってしまえば、弱者男性を救う商売でもあったと私は考えています。
この2つが徹底的に排除されたことによって、ビジネスに関する能力のある男性は生き残ることができましたが、ビジネスに関する能力の無い男性は弱者男性として没落し、そこに格差が生まれました。
終身雇用や中間マージンの商売があれば、安定した収入も得られましたが、それも無くなってしまい、完全に社会的な弱者となったわけです。
個人的にはこれが少子化に歯止めがかからない理由で、結果として経済成長をしにくくなってしまった原因かなとも思っています。
かと言って、今さら終身雇用や中間マージンを復活させようというのは無理な話。そうなるとそれに変わるシステムが必要で、それが今だとベーシックインカムかなというのが個人的な考えです。
ちなみに、人間の能力は多様でビジネスの能力が無かったとしても他の能力で優れている場合もあります。また、今の時代に必要とされていない能力もあります。そういう意味では、弱者男性の能力をどうう使っていくかが今後の課題でもあるのかなと。
マスの問題か?個人の問題か?
これは非常に難しい問題で、弱者男性の問題を個々人の問題であると言うことは、間違いでは無いと思います。
ただ、これを言ってしまうと、そもそも男女差別の問題自体個々人の問題として捉えることができるので、女性が優遇されるような措置は差別であると言っているのと同義なんですよね。
なので、このあたりは結構慎重になった方が良いとは思います。
理想的な社会においては、確かに個々人の問題なのですが、そこに犯罪が関わってきたり、社会的な構造があったりと、現在ではどうやっても男性、女性という枠で区分されているので、そこをベースにして話さないといけないというのもあります。
本当に理想的な社会においては、そもそも男女がトイレやお風呂が別という事自体、問題なのですから。だって、個々人にフォーカスするわけで。
結局のところ、そこの立ち位置を明確にせずに、個々人の問題だからとして片付けてしまうのは、少し違うのかなとは思いました。
マッチングアプリは女性優遇?
マッチングアプリというか、いわゆる出会い系アプリですね。これは女性側は無料ですが男性側は有料になっているのが普通。
これは女性優遇かと言われると、男性側が女性に群がっているので、マーケティング的には民業としては、男性側だけが有料というのは当たり前と言えば当たり前ですね。
で、今はそういうサービスしかないというのがあります。ただ、それは状況によって変わるのかなと。
例えば、医師や弁護士、経営者など年収1000万以上の男性だけが無料で使えて、女性側が有料のマッチングアプリは、可能性として十分ありえるかなと思います。というか、もうあるかもしれないけど。
結局、そういうことです。
まあ、何にせよ無職の自分にとっては関係無い話ではありますが。
ジェンダーギャップ指数の問題は政治と経済
今回のアベプラでも紹介されていましたが、ジェンダーギャップ指数が日本は低いという話で、問題点は政治と経済にあるんですよね。
経済はギリ平均に近くなってきていますが、政治については・・・という感じです。
政治については、いろいろと思うところがありますが、
- 二世議員の排除
- 三バン(看板、地盤、鞄)の排除
がポイントかなとは思っています。
特に鞄、つまり政治資金については、なんとかしないといけないように思います。
自身でビジネスをしてお金を稼いで政治に参入というのはわかるのですが、二世議員の方々はほとんどが社会人経験もありません。
経済の肌感覚もわからない人たちが、経済を動かそうとしているのはそもそも無理があります。また、お金もあって裕福な人達には、弱者の気持ちなんてこれっぽちもわからないでしょう。
だからこそ、それらを排除した選挙システムが必要なんじゃないかなと個人的には思っています。