昨日、哲学対話に関するプライベートな集まりがあって、その中で、「男性はコミュニケーションで疲労し、女性はコミュニケーションで回復している」のではないか?という話がありました。
実際には、コミュニケーションをすれば、エネルギーは消費されるので、体力が消耗するため、男女ともに疲労しているのは、間違いありません。
しかし、体感的には、、「男性はコミュニケーションで疲労し、女性はコミュニケーションで回復している」というのは、結構合っている気もして、鋭い指摘だなあと。
コミュニケーションの取り方の違い
これは個人的な勝手な解釈ですが、もしかするとコミュニケーションの取り方の違いが影響しているのかもしれないなと。
答えを出そうとしている
自分の場合、話をしている時って、頭ではいろいろなことを考えていることが多いです。
多くの場合は、会話に答えを出そうとしている感じ。他愛もない話であっても、その傾向があるのかなと。
例えば、一番好きなおにぎりって何?という会話があったとします。
この時、自分の頭の中では、
- 一番好きということは、一番食べた回数が多いおにぎりなのか?
- 単純に味が好きということなのか?
- 子どもの頃から好きなおにぎりか? それとも今好きなおにぎりか?
みたいなことを考えています。
つまり、自分にとって一番好きなおにぎりの答えは何か?の答えを出そうとしているということ。
他愛もない会話では正確性は必要としない
でも、こういう会話って、別に答えに正確性を求めるわけではありません。
ですので、パッと思いついたおにぎりを言えば良いだけなのかなと。
つまり、余計なエネルギーを使っているのではないか?ということです。
共感が重要
また、他愛もない会話においては、共感が重要なのかなとも思っています。
他の人が言ったおにぎりについて、共感することで話が盛り上がるということ。
そもそも会話は、相手と競うものでもないですし、答えを出すものでもありません。
あくまで推測ですが、会話の目的って共感することなのかなとも今は思っています。
男性的女性的会話の違い
ここでは自分の例として少し極端な話をしたのですが、実際男性と女性では、こういったコミュニケーションの取り方の違いがあるようにも思います。
つまり、男性は何かしら答えを出すコミュニケーションの取り方をしていて、女性は共感を得る、または共感するコミュニケーションの取り方をしているという話です。
すべての男性、すべての女性がそうであるわけではないのですが、ただそういう傾向はあるんじゃないかなと。
共感することで回復するように見える
共感って基本的にはプラスの感情なので、気分は良くなりますよね。
もちろん、共感された方も嬉しいでしょうし。
そのあたりが、女性がコミュニケーションで回復しているように見える理由なのかなと思ったりしました。
あと、共感するってことは、自分はあまり喋らないというのもあるかも。
共感メインのコミュニケーション
そんな感じで、コミュニケーションで疲れを感じるのであれば、共感メインのコミュニケーションの取り方をするとよいのではないかなと。
もちろん場面場面で考える必要もありますが、そこはスイッチを入れ替える感じ。
あくまで会話の場合だけど。