評価・レビュー
☆4/5
序盤から中盤はクソ面白かったです。過去に出会った人の中に運命の人がいるかもしれないということで、6人の男女が運命の門(ポータル)から出てくる過去に出会った人物と再会して運命の人かを確かめる的な感じ。
面白くなるのは2話目から
ここまでの設定ならそこまでじゃないのですが、面白くなってくるのは2話目から。1話目は1人と再会し、まあ良くも悪くもいろいろな反応があるのですが、2話目で2人目が追加されていくわけ。つまり二者択一を迫られるという状況。
で、どちらかとバイバイすると、また運命の門から人がでてくるっていう仕組み。運命の門開きすぎ(笑)
バラエティに富んでいる
ポリティカル・コレクトネスを意識しているのか、結果としてそうなのかはわかりませんが、選ぶ側の男女6人は様々な人種やセクシャリティが登場するのでバラエティに富んでいます。
また運命の門から出てくる人のパターンもいろいろで、元カレや元カノ、隣人、高校時代や大学時代の同級生などはわかるのですが、怪我したときに出会った救命士とか、インスタグラムのフォロワーとか、ぶっ飛んだ人も登場します。もはや何でもアリだなと。そこがまた面白さでもあります。
すぐチュッチュする
ある程度脚本ありきだとは思うのですが、みんなすぐチュッチュするのよね。このあたり日本と海外では感覚がかなり違うんだなあと。
まあ、運命の門から出てくる人は、基本的に選ぶ側の6人を好きな過去の誰かなので、気持ち的には高ぶっているというのはあるのももしれないけど。
共同生活って設定も波乱の予感
また面白いのが選ぶ側の6人と、運命の門から出てきた人がそれぞれ共同生活をするという設定も面白かったです。
当然、そこで情報のやり取りもあるっちゃあるのですが、運命の門から出てきた人は基本恋敵と一緒に生活することになりますし、そこには男女がいるわけで、何かが起きる可能性もあるなあという匂わせ感。
まだシーズン1なのですが、今後人気が出てシーズン2とか出たらもっとグチャグチャな展開もありそうです。
後半はちょっとダレる
あまりネタバレしても面白くないので詳しくは書きませんが、後半はちょっとダレ気味なところはあります。
まあ、最終的な決定をする期限が決まっているのもあって、収束していく必要があるので当然といえば当然なのと、いわゆる波乱を起こす人が減ってしまうのもあるかなと。
アマプラ入っているなら2話目まで観て面白そうだなと思ったらぜひ。リアリティショー系が好きなら普通に楽しめると思います。
概要
25歳までには運命の人と出会うと言われているが、それに気が付く人はそういない。そこで、6人の幸運なシングルたちが新たな社会実験に踏み出す。「将来を共に過ごす相手と過去に会っていたら?」その答えが初めて明かされるのだ。彼らは、“運命の門”から登場する過去の相手に驚かされながらも、運命の人を見つけようと奮闘する。
アマプラ:チャンスをもう一度
原題はThe One That Got Away。2022年作品でアマプラで公開。Apple TVでも見れるようです。
リンク
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- Amazonオリジナル作品レビューまとめ | ネルログ
- リアリティショーレビューまとめ | ネルログ
- アマプラ:チャンスをもう一度
- The One That Got Away (American TV series) – Wikipedia