分配原理を使ったボードゲームネタ 読書メモ

投稿者: | 2021年7月31日

眠れなくなるほど面白い 図解 社会心理学の分配原理がボードゲームのネタとしても使えそうだったのでメモ。

分配原理とは

報酬の分配方法のことで、

  • 衡平原理
  • 平等原理
  • 必要原理
  • 独占原理

の4種類があります。それを状況に応じて使い分けるというのが大切よねって話。

ボードゲームと組み合わせてみる

で、この分配原理をボードゲームに取り入れたら、面白そうなゲームができるかなって思いました。

具体的には、毎ターン開始時に今回の分配原理が発表されるという仕組みです。

ゲームのルールを簡単に考えてみました。

プレイヤーは複数人。多い方が良い気がします。

それぞれが1〜5の数字のカードを手札に持ちます。

プレイヤーはラウンドごとに1枚のカードを出し、もっとも数字が大きかった人が、ラウンド開始時に提示された分配法則にのっとって報酬を貰えるという感じ。

衡平原理:数字が大きい順に上位3人までが報酬をもらえ、順位が高いほど報酬が多い

平等原理:数字がもっとも大きかった人が全員報酬をもらえる。

必要原理:数字が大きい上位3人が報酬をもらえて、これまでに獲得した報酬が少ない人ほど多くの報酬が貰える

独占原理:もっとも数字が大きかった人がすべての報酬を貰える。ただし、1人の場合のみ。

手札のカードでもっとも大きな数字の5をいつ使うのか?が勝敗の分かれ目になるという感じ。

全5ラウンドで、1ラウンド目の報酬をどの分配原理にするか、または別の方法にするかはバランスのとり方かなと思います。