評価
☆4/5
少し冗長感があったのと、全体的にずっと重苦しい感じなので、若干テンポ良く見れないですが、話としては面白かったです。
一番の見どころは主役のキムスヒョンさんの演技力かなと思います。特に目の演技は最後までいろいろと想像させ、最後まで展開が読めませんでした。
また、本作はザ・ナイト・オブのリメイク作品。またザ・ナイト・オブはCriminal Justice S1のリメイク作品なので、リメイクのリメイクみたいな感じですね。それだけ元々の作品の出来が良いと言えるでしょう。
話としては
普通の大学生だったヒョンス(キムスヒョン)は友人にパーティーへ誘われ、こっそり親のタクシーを使って向かう途中、偶然出会ったグクファに惹かれ、グクファの家で薬とお酒を飲み一夜を共にする。朝目覚めるとグクファが刺殺されており、ヒョンスは逃げ出すも警察に捕まってしまう。昨夜の記憶がないヒョンスは留置所で絶望していたが、1人の弁護士 シン・ジュンハンが手を差し伸べ、無罪獲得に向けて動き始めるのだった。果たしてグクファは何故、誰に殺されたのか・・・。
冤罪なのか、それとも
前述したように本作はヒョンスが冤罪なのか? それとも記憶がない時に実は殺人を犯しているのか?を最後まで疑わせる作りになっています。
ラストはぜひ観ていただくとして、そこに至るまでの作り込みが凄いなと。最初は冤罪のように思えるのですが、ストーリーの上手さや出演者の演技で本当はヒョンスがやったのでは?とだんだんと心が動いていきます。
個人的に元になった作品は知らなかったので最後まで楽しむことができました。ただ、冒頭で書いたように、ちょっと長いというか、引っ張り過ぎかなという感じはありましたね。ちょっと所々で、いやそこはちゃんと弁護士に正しい情報を伝えなさいよと思ったところはあったので。まあ、話の流れ上、難しいのはわかるのですが。
この当たりは好みが分かれるかも。