AIの次の波は『プロンプト分析系サービス』

投稿者: | 2025年1月27日

個人的に思ったことをつらつらと書いただけなので、正解とか無いです。

Googleが爆発的に伸びた理由

Googleが爆発的に伸びた理由っていろいろとあるとは思うのですが、一番の理由はマネタイズがしっかりできたことだと思っています。

マネタイズができなければ、サービスを続けることはできませんから。

で、Googleのマネタイズといえば、Adsense。広告なわけです。

単純に広告が出せるだけではなくて、検索語に合わせて広告を出せるので、ターゲティングができたことが最大の強み。

つまり、検索するということは、そもそもその検索語に関連したものに、興味がある人なわけで、その興味がある人に広告をダイレクトに出せるというのが強み。

テレビにCM出したって、興味ない人もたくさん見るわけで、効率的が悪かったわけです。

認知度も大切なので、まったく意味が無いわけではないですが、それでも直接販売に繋がりにくいので、大手の企業以外は、正直手が出せないというか。

そこをGoogleが一気にかっさらっていった感じ。

プロンプトが検索語に相当する

Googleの話をしたのは、AIサービスにおいて、Googleの検索語に対応するのは、いわゆるプロンプトなんじゃないかなと思ったわけです。

ネットで調べると、プロンプトに関する情報がたくさん出ています。

良いプロンプトを書くと、自分が思っているような出力を出しやすくなるから。

で、今はそんな状態なんですが・・・、ふと思ったわけです。ChatGPTって毎日膨大なプロンプトを入力されてるなと。

それって、めっちゃ貴重なデータだなあと。

てか、今、全世界の人が、良いプロンプトについて、模索し、入力し、出力を確認している、というか、プロンプトのテストをしている状態に近いというか。

それを、AIに分析させて、良質なプロンプトを提案させることもできますよね。

そして、それをまたAIが学ぶ。さらにプロンプトが良くなっていき、データも集まるわけです。

プロンプトをマネタイズ

ここまで来ると、プロンプト自体がマネタイズできそうだなと。

プレミアムプロンプト

個人的にパッと浮かんだのは、プレミアムプロンプトサービス。

良い出力を得るには、良いプロンプトが必要。で、そのプロンプトを自分で考えるんじゃなくて、AIがやってくれるわけです。

膨大なプロンプトデータから、良いねとされたものを集め、洗練されたプロンプトですから、個人が考えた良いプロンプトよりは圧倒的に良い結果が得られるでしょう。

プロンプトのトライ・アンド・エラーをしなくて良くなります。

圧倒的な時短。時短というのは、古来よりマネタイズの基本です。

例えば、電車。特急とか新幹線にお金を払うのは、まさに時短のため。

というか、そもそも多くのサービスが時短にお金を払っているわけです。

AIサービスだってそうですよね。

そして、AIサービスをさらに効率的につかうのに、プレミアムプロンプトというわけ。

これはお金払っちゃう。間違いなく払っちゃう。

プロンプト分析

次に浮かんだのがプロンプト分析。

分析というと、自分のプロンプトの悪いところを分析と思いがちですが、そうではなく、全世界でどんなプロンプトが使われているか?の分析サービスです。

これはビジネス業界では、下手したら必須になるサービスかも。

というか、GoogleビジネスのAI版が作れるという話。

今の広告のカタチが良いかはわからないですけど、AIに質問したり、作業を依頼すると、無料版の場合、それに関する広告が流れるわけです。

例えば仕事でスライドを作るじゃないですか。そしたら、スライドを良く見せる方法とか、プレゼンの仕方に関するものが出てくるわけです。

これが一番わかりやすいパターン。

Googleの検索よりも、よりその人が抱える問題に近いマッチングができるので、クリック率はかなり高くなりそう。

だからこそ、ヤバいなと。

プロンプトデータの販売

次に、このプロンプトのデータを販売するという方法。これもヤバい。

てか、個人的に今、一番見たい、知りたい情報だなと。

これは売れる。

単純に自分たちで分析したいというのもありますが、競合他社の動きも探ることもできそうです。

さらに、やらかしが判明することも・・・。

たぶん、そんな人はいないと思いますが、会社の仕事のスライドを無料提供されているAIサービスで作ったりしてないですよね?

そこに社外秘とか、個人情報とか入ってないですよね?

祭りが起きそうな予感がしているのは、自分だけでしょうか?

まあ、ちゃんと規約を自分は確認してないので、プロンプトは提供しないって書いてあるかもしれないけど。

ただ、例外規定とか絶対入れてそうだけどなあ。個人情報関連と似てて。

そのあたりって、ちゃんと調べた人いるのだろうか?

AIの次の波は『プロンプト分析系サービス』

と、ざっと今考えたことを書いたのですが、他にもいろいろなことができそうです。

少なくとも、プロンプトに関するサービスがAIの次の波なるだろうなと。

マジで、まったく気づかなかったなと。

おそらく、AIサービスを提供している企業はすでにいろいろと考えているとは思うので、今年か来年あたりに、プロンプトに関するサービス提供、またはプロンプトの強化が大幅に行われると予測。

これはメガトン級の変化になる可能性を秘めていると自分は思っています。

ぶっちゃけ、本当に人間が考えたり、作業したりすることが無くなるかも。

全部無くなるわけではないですが、それでも相当仕事に変化がでることは間違い無いです。

最近、AIサービスをガンガン使っているのですが、AIを使っているつもりが、AIに食われていたとは・・・。


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