ABZÛとは
ABZÛ(アブズ)は、海洋探索アドベンチャーゲームです。主人公は海に潜ってパズル的なものを解いていくことで先に進んでいきます。パズルといっても難しくはなく、特定の場所にいくという感じなので、誰でもプレイしやすいのが特徴です。
プレイ動画
初見プレイの動画です。一気にクリアしちゃいました。
良かった点
簡単な操作説明がちょっとあるぐらいで、基本的には移動するだけのシンプルさがとても良かったです。誰でもプレイしやすく、あまり詰まるところもありません。
また、海の中で泳ぐ魚たちがとても素晴らしいです。量も多くて、本当に海の中に潜っているような感じがします。
単純にクリアではなく、海の中を楽しむという観点でも良く出来たゲームで、世界観・雰囲気が素晴らしいと思いました。
悪かった点
特に困った点も無く、すんなりプレイできたので、個人的に気になる点や悪い点はありませんでした。敢えて言うなら、泳ぐときの加速がシーンによって若干変わるという点でしょうか。ただ、ほとんど気にならないレベルなので、あくまでしいてあげるならレベルです。
評価
☆5/5
クリアは1時間30分程度、長くても2時間程度でクリアでき、世界観をしっかり楽しむことができる良ゲーです。
誰でもプレイしやすく、複雑な説明も無いので、スッと世界観に入りプレイできます。また、海の中の表現が素晴らしく、癒やし的な側面もあるかなと思います。
個人的にこの手のゲームはあまりプレイしないのと、代替途中で辞めてしまうのですが、適度に新しいギミックが出てきたりして、飽きること無く最後までプレイすることができました。その点も高評価。
風ノ旅ビトのクリエイターたちによる作品なので、風ノ旅ビトが好きな方なら楽しめる作品だと思います。
個人的な感覚としてはゲームと言うよりも映画とかに近い感覚でした。これも結構新鮮な感じでとても良かったです。
Amazonや楽天などでは輸入版しか販売されていませんが、PlayStation Storeであればダウンロード版が販売されています。また、期間限定(4月23日正午まで)でPlay at Homeで無料ダウンロードが可能です。
楽天だと中古でも値段が高騰しているので、PlayStation Storeで買うことをおすすめします。
リンク
ネタバレ的な話
プレイして感じたことを少し書いておこうと思います。
本作はブルーオーシャンからはじまり、探索を進めていくと世界の雰囲気がガラッと変わっていきます。
2つ目のステージはオレンジ、3つ目のステージは深海、4つ目がピンクということで、たぶん季節になぞらえて世界観が作られていると思います。
豊かな海からはじまり、斜陽の海になり、暗い海を経て、再生の春が訪れるという感じです。
単純にステージの雰囲気だけでなく、ストーリーもそんな感じになっています。ただ、一切言語的な説明は無いので、あくまで想像です。そんな風に自然とイメージをふくらませることができるのがABZÛの良さだなと思いました。
また、これVRでやったら没入感がヤバいだろうなと思いました。発売は2019/10/2なのでVRで作ることもできたとは思うのですが、いろいろな制約があったのかもしれません。
久々にプレイして感動したゲームでした。