AIが上司になった時、一体、僕たちはそのはけ口をどこに求めることになるのだろうか?

投稿者: | 2025年11月30日
NovelJam2025 嵯峨景子賞
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次に起きるのは、いや、今起きているのは、経験の破壊、学習の破壊、勉強の破壊で、その結果、新しいものが人間に生み出せるのかどうか?が問われているのかもしれない。

また、AIによって、簡単にコンテンツが作れるようになった。

それは外部脳として働く。

経験しなくても、AIが教えてくれる時代になったのだ。

これは、若者たちの武器になるだろう。

AIに聞けば、いろいろなことを教えてくれる。

もう、諸先輩方に話を聞く必要はないのだ。

そして、それが何を生み出すのか?

それはわからないが、これまでと大きく変化することがある。

若者たちの攻撃の矛先である。

従来、クソみたいな上司や先輩たちに、仕事を教えてもらうために、従うしかなかったが、もうそれをしなくても良くなる可能性がある。

結果、クソみたいな上司や先輩に対する攻撃が無くなるのだ。

これは素晴らしいことだと思う。

それは平和な組織を生むのだろうか?

個人的にはそう願いたいが、実際に、人間は攻撃性を内在している。

誰かを何かを攻撃しないと気がすまない生き物なのだ。

この文章だって、なんだかんだと言っても、何かしらの攻撃性を持っているといえる。

そもそも主張するということは、何かに対しての攻撃でもあるからだ。

何かをすれば、必ずメリットとデメリットが生まれる。

誰かが得をすれば、誰かが損をする。

それが社会だ。

で、会社組織という中でも、それは同様に起きる。

これまでは、クソ上司や先輩の仕事のやり方が、いわゆる他者の主張として捉えることができよう。

それに反発したくなることが多々あったわけだ。

それが正しいかどうかは別で、何かが主張されると、それを全面的に受け入れるというのは、なかなか難しいものだから。

その結果、愚痴であったり、SNSなどをはけ口として、主張が行われてきた。

しかし、AIによって、それが無くなった場合、どうなるのか?

AIという武器を手に入れた若者たちは、これまでクソ上司や先輩に対して行ってきた攻撃性をどこにもっていくのか?

その矛先が、AIに向くという可能性はある。

ただ、個人的には、そこまでAIに対する攻撃性が高まることはないのではないか?と思っている。

それは、AIが人ではないから。

人間の攻撃性というのは、あくまで人に対して向けられるものだと、個人的に思っているからである。

物を破壊するのは、人に対する攻撃性の発散でしかない。

つまり、物へ向けたものではないということ。

そして、AIは物である。

その根源は、人間がDNAによって、自身の優位性を喧伝したい生き物だからだと思う。

相手よりも自分が優れていることが、安心感を生む。

それが幻想だったとしても。

AIが上司になった時、一体、僕たちはそのはけ口をどこに求めることになるのだろうか?

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