
思ったことをつらつらと。
人はなぜ変化を嫌うのか?
それはDNAに刻まれているからではないだろうか?
変化するということは、環境に対応するということ。
環境に対応するためには、DNAを変化させなければいけない。
そのDNAからすれば、自身の否定になるということだ。
だから、DNA単体としては、変化したくない。
そして、それが人が変化を嫌う理由の根幹にあるのではないだろうか?
もっと正確に言えば、DNAは環境変化に対応しているのではなくて、多様なDNAによって環境が変化したときに淘汰されるだけなのだ。
だから、DNA単体としては、やはり変化することを是としていないように思える。
変化が起きれば人は変わらなくてはいけない。
変わらざるを得ない。
しかし、DNA単体は変化することはないのだ。
だから、人間が変化を恐れるではないだろうか。
それは、あたかも自身のDNAの存在意義を証明しようとしているようにも思える。
そう考えていくと、人間はやはりDNAの器でしかなく、DNAに縛られているのだろう。
その呪縛を取り払うことは、難しいのかもしれない。
人間がDNAによって生成されている限りは。