
思ったことをつらつらと。
AIの隆盛が目覚ましいが、そこでふと思ったことがある。
人間が不完全な存在であるならば、その知識の集合体であるAIもまた不完全ではないのか?
という疑問である。
そもそも、間違ったデータからは間違った結果しか出てこない。
当たり前の帰結だ。
そう考えると、人間の限界が今のAIの限界とも言えそうである。
真のAIというのは、きっと人間の知識を学習したものからは生まれないのではないだろうか。
どうやっても人間の思想に引っ張られるからだ。
というか、そもそも論として、AIは回答できない内容もある。
それは人間が制限をかけているから。
それが人間としての限界なのかもしれない。
バイオテクノロジーというか、クローン人間についてもそうだ。
禁止されているが、人間ではない種が存在したとして、その種からしてみればクローン人間を作ることになんら抵抗がないだろう。
人間が植物や動物のクローンを作るのと同様に。
それが人間としての種の限界。
別に、クローン人間を推奨しているわけではない。
ただ、限界というだけ。
そして、AIにも同じような枷がつけられている。
何が言いたいかというと、今のAIは人間を越えることはできない。
とても出力が早い人間が今のAIの限界なんじゃないだろうか。