#読了 臨床心理学概論(放送大学) – コミュニティ・アプローチに興味を持ちました

投稿者: | 2025年4月18日

臨床心理学に関して、心理アセスメント、心理療法、コミュニティ・アプローチ、医療・教育・福祉分野の心理臨床についてざっくりと書かれています。

幅広く書かれているので、知らない用語がたくさんでてくる感じ。

とりあえず、ざっと全体を読んでから、過去問や通信指導などの内容を見て、覚えるべき点をまとめなおすのが、良いかなと思いました。

臨床心理学概論の中で、個人的に一番興味を持ったのは、コミュニティ・アプローチです。

難しい定義は、別途あるのですが、個人的にざっくりとまとめる、地域のコミュニティの心理的ケアみたいな感じかな。

単純に1人でどうこうするわけではなくて、地域全体の医療従事者や専門職が連携をとっていくのがポイント。

これって、単純にその地域に心療内科があるからOKという話ではなくて、コミュニティを形成することが大事という話。

でも、コミュニティをどうやって形成するかがまた難しくて、密になりすぎても、疎になりすぎてもダメな印象を受けました。

ユルいコミュニティというと、またちょっと違うんですよね。

また、コアになる人材によって、コミュニティが成立している場合、属人性が高くなるので、コアになる人材がいなくなってしまうと、コミュニティが崩壊してしまいます。

なので、重要なのは、継続的なコミュニティ運営だと思うのですが、これもまたルーティン化みたいになっちゃうと、骨抜きというか、形骸化してしまって、うまくいかないんですよね。

そのあたりをどうやって解決していくのか?が、個人的には気になったので、コミュニティ・アプローチについては、また別途深く学びたいなと思いました。

あと、全然本書とは関係ないのですが、放送大学の教科書って、今のところすべて15章になっていて、1日3章読むと、ちょうど5日で終わるんですよね。

平日5日かけて、ちょうど1冊というのは、良いペースを作れる気がしました。

素晴らしいなと。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA