Metro Quester: Osaka – 戦闘がサクサク進みストレスの無いダンジョン探索ができるRPG

投稿者: | 2024年10月1日

評価・レビュー

☆5/5

Metro Quester: Osakaは5人でパーティーを組んでダンジョンを探索するRPG。PS版をプレイ。

本作は東京を舞台にしたMETRO QUESTERの大阪編。キャラクターはMETRO QUESTERの際のキャラに複数人が追加されています。

戦闘はコマンド方式ですが、一度設定すれば続けて同じコマンドを選択した状態になるので、ほぼほぼオートという感じで、ボス戦などの強い敵の場合には、毎ターンコマンドを変更しながら戦う感じです。

キャラクターはレベルアップすると能力アップやスキルを覚え、さらに武器が2つに、アクセサリが1つ装備できます。

スキルや武器、アクセサリの組み合わせがかなり重要なゲームで、そこが本作の面白さでもあるかなと思います。

個人的には前作もハマって、今作もハマりました。内容的にはほぼ同じなんですけどね。

RPGがあまり好きではない自分ですが、ゲームシステムが自分に合っているんだと思います。

戦闘がサクサク進む

本作の良さは、やはり戦闘がサクサク進む点。最大3つまで設定できるコマンドを一度決めれば、それが継続してセットされるので、戦闘開始ボタンを押せば、すぐに戦闘がはじまります。

また、戦闘速度が3倍まで選べるので、雑魚戦がかなり楽に進むのが特徴。

正直、「たたかう」コマンドを連打するゲームがあまり好みではないので、このゲームシステムは非常に良いと思っています。

もちろん、ターンごとにコマンドを変更することもできるため、ボス戦などではうまくコマンドを使い分ける必要があります。

つまり、単調な戦闘はオートで、複雑な戦闘は手動でプレイできるという感じ。

また、戦闘後には倒された仲間は復活しますし、HPも前回になるので、戦闘後にホイミとかかける必要がありません。

そういう手間を排除して、ストレスの無いダンジョン探索ができるのが本作の素晴らしい点だと思います。

スキルや武器の組み合わせを考えるのが楽しい

本作の面白さは、やはりスキルや武器の組み合わせにあると個人的に思っています。

単純にレベルを上げれば強くなるというわけではなく、相性の良い武器、さらにスキルをうまく付与することで、キャラクターの強さが全然違ってくるからです。

また、攻撃コマンドの中には、特定のリソースを使用するものがあります。例えば、銃の場合は弾丸です。

ですので、弾丸のリソースを複数持っておくと、最初から銃が撃てるのですが、リソースを増やすということは、その分、何かを犠牲にする必要があるので、そこが悩みどころでもあり、面白さでもあります。

微妙かなと思っていたキャラクターも、スキルや武器の組み合わせによって大化けすることがあるのも良い点です。

強くてニューゲーム

やり込み要素としては強くてニューゲームがあります。

敵も強くなりますが、その分、こちらのキャラクターのレベル上限も解放されるというシステム。

また、1回のプレイでは全キャラクターや武器を集めるのは難しく、2回、3回プレイする必要があります。

ただ、強くてニューゲームをすると、クリア時のデータが上書きされてしまうのが、個人的にはちょっと残念なところかなと思いました。

このあたりは好みかもしれません。

という感じで、個人的はかなりおすすめのRPG。

ストーリーも最低限で表現されているので、パーティー編成とスキルや装備の組み合わせに集中でき、サクサクプレイできる良作RPGだと思います。

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