評価・レビュー
☆4/5
ゲームを作る人向けの本。
様々なゲームデザインのアイデアをシンプルに紹介しているのが特徴です。サクッと読めて良い感じ。
ファミコンやPSなど、実際のゲームを取り上げているので、ゲーム好きなら納得できる点も多いと思います。
プレイヤーに競争させたり、コンプリート要素を作ったり、3すくみだったり、お使いだったり、リスクとリターンだったり、ドットイートだったり、セットコレクションだったり、コンボだったり、謎だったり、基本的なものがまとめられていて、わかりやすかったです。
また、ボムなどシューティングゲームに関することが、少し多いかなという印象。
このあたりは筆者の方の経験からかもしれません。
ゲームデザインのもっと深い部分について知りたいというか、考えたい方には、ルールズ・オブ・プレイがおすすめ。
ルールズ・オブ・プレイはそもそも遊びとは何か?みたいなところから話が始まるので、本書のようにすぐに取り入れられるような感じではありません。
また、ゲーム探検隊という書籍も同じようにゲームの面白さとは何か?というテーマでいろいろと書かれていますが、ルールズ・オブ・プレイに比べるとサラッとわかりやすく読めておすすめです。