Void Bastards – 足音が文字で表現されたりと独特な世界観が楽しいローグライク+FPSの良作

投稿者: | 2023年11月6日

評価・レビュー

☆5/5

Void Bastardsはネビュラという宇宙船の墓場みたいな場所で、敵を倒しアイテムを集めてネビュラから脱出するのが目的のローグライク+FPS。

ローグライクではあるものの、死んでしまってもそれまでに解放した装備などはそのまま持ち越しができ、主人公だけが変わるだけなので、難易度は低め。

探索は廃棄された宇宙船に乗り込み行い、毎回宇宙船の中が違っていて、登場する敵も違うので、毎回新鮮な探索が味わえるのが特徴。

マップも自分で選択して進むので、手に入るアイテムも異なるため、その時々で戦い方も変わります。

自分はアクションゲーム系が苦手ですが、それでもノーマルは楽しんでクリアできたので難易度は低め。アクションゲームが得意な人なら、難易度を上げることもできますし、クリア後に新たにチャレンジという制限モードもあります。さらにDLCもあるので、やりこみ要素はかなり多いです。

操作もかなりシンプルですが、敵によって倒し方や有効な武器も違いますし、プレイすればするほど強くなるのもしっかり実感でき、個人的には期待していた以上に面白かったです。

足音などが文字で表示される

本作はグラフィックも海外ゲーム的で独特なのですが、一番表現として面白いなと思ったのは、敵の足音などが文字で表現されている点です。

たとえば、Tapという文字が普通に画面に出てきます。もちろん音もしているのですが、こういう表現は日本だとジョジョとかぐらいかなあと。

こういうゲームではかなり珍しいと思いました。

また、ストーリーはマンガで説明されているので、世界観としてマンガのテイストを盛り込みたかったのかなと思います。

ほかにも宇宙船で探索していると意味不明なアナウンスが流れたりして、思わず笑ってしまうことも。

正確にはちょっと忘れてしまいましたが、「秘密とはまだ伝えられていない真実です」みたいなのがアナウンスされたりします。

こっちはある程度緊迫感を持って探索しているので、余計にシュールなアナウンスがツボってしまうなと。

こういう世界観の作り方はとても良かったです。

配信動画まとめ

ノーマルでクリアしたときの配信動画です。合計で11時間ぐらい。

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