アラン 幸福論 (岩波文庫)を読んで喜びを蓄える方法について感じたことを、つらつらと書いていきます。
どうしてもよろこびが欲しいというならば、まずよろこびを蓄えておきたまえ。
どうしてもよろこびが欲しいというならば、
まずよろこびを蓄えておきたまえ。
いただく前に感謝したまえ。
なぜなら、希望から求める理由が生まれ、
吉兆から事が成就するのだから。
喜びを蓄えるという考え方が面白いなと思いました。感覚的には徳みたいなものなのかなと。
つまり、常日頃から感謝を忘れず、生きていることの喜びを感じることで、何事も成し遂げられるという感じの言葉だと個人的には理解。
こういう言葉を知るたびに感謝の気持ちを思い出すのですが、普段のぐうたら生活だとついつい忘れがちだなあと。
そういう意味で、こういう書籍をいろいろと読むということは大切な気がしますね。
喜びを蓄える方法
神に感謝せよではないけれど、毎日感謝の習慣を作るのが一番良いのかもしれないなとは思いました。
ただ、自分のように神を信じていない人間にとっては、結構毎日の感謝って大変だなあと。
張り紙をしても、それはいつしか、当たり前のことになってしまって、そうなると本来の感謝すること自体が、単なる作業になってしまいそうな気もしています。
このあたりは結構人にも寄るのかもしれません。
ただ、自分の場合、前述したように本を読むことで、様々な感謝の思いが生まれるのは間違いないかなって思っています。
本以外にも、映画やドラマ、アニメなんかもそうですね。
たまにがっかりしてしまうこともありますが、少なくとも人生について考えるような作品に出会った時、それまでの自分の人生を振り返ったり、家族のことを考えたり、大切な人のことを考えたりすることが多いと感じています。
そう考えると、喜びを蓄える一番シンプルな方法って、大切な人のことを考えることなのかも?と思いました。