評価・レビュー
☆4/5
オチが面白い名作短編をマンガ化したオムニバス作品。収録作品は、
- 人間椅子(江戸川乱歩)
- 犯人(太宰治)
- 藪の中(芥川龍之介)
- 妖影(大倉燁子)
- 外科医(泉鏡花)
- 畜犬談(太宰治)
- 白昼鬼語(谷崎潤一郎)
- 瓶詰地獄(夢野久作)
- 高瀬舟(森鴎外)
- おぎん(芥川龍之介)
です。
個人的に半分ぐらいは原作を読んだことがあったのですが、知らない話も多くて、非常に楽しめました。
オチとしては大どんでん返しというよりも、あっと驚く系が多い印象。
また、大倉燁子先生については、個人的には初めて知ったのですが、なかなかに興味深い話で、他の作品も含めて原作が読みたくなりました。
どれも短編なので、原作を読むというのも良いですが、きっかけとしてマンガというのもアリだなと思います。