超訳マンガ×オチがすごい文豪ミステリー – 原作を読むきっかけとしても良いオムニバスマンガ

投稿者: | 2023年6月13日

評価・レビュー

☆4/5

オチが面白い名作短編をマンガ化したオムニバス作品。収録作品は、

  • 人間椅子(江戸川乱歩)
  • 犯人(太宰治)
  • 藪の中(芥川龍之介)
  • 妖影(大倉燁子)
  • 外科医(泉鏡花)
  • 畜犬談(太宰治)
  • 白昼鬼語(谷崎潤一郎)
  • 瓶詰地獄(夢野久作)
  • 高瀬舟(森鴎外)
  • おぎん(芥川龍之介)

です。

個人的に半分ぐらいは原作を読んだことがあったのですが、知らない話も多くて、非常に楽しめました。

オチとしては大どんでん返しというよりも、あっと驚く系が多い印象。

また、大倉燁子先生については、個人的には初めて知ったのですが、なかなかに興味深い話で、他の作品も含めて原作が読みたくなりました。

どれも短編なので、原作を読むというのも良いですが、きっかけとしてマンガというのもアリだなと思います。


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