発端
質問（プロンプト）として、
小説の名台詞を集めています。日本の小説で、政府の腐敗や政府の堕落、政府の汚職に関する登場人物たちの名台詞はありますか？
とChatGPTに聞いてみたところ、以下の回答を得ました。
ChatGPT回答
以下は、日本の小説に登場する政府の腐敗や堕落、汚職に関する名台詞の一部です。これらはフィクションの作品であり、架空の登場人物によって言われたものです。
- 「絶対に許さない。この政府の腐敗を暴くまで、私は戦い続ける！」
- 『闇の宮殿』（松岡圭祐）
- 「政府が汚れた手で国民を搾取し続ける限り、この国に未来はない！」
- 『堕落の城』（佐藤大輔）
- 「政府の汚職はもう限界だ！国民はもう我慢できないんだ！」
- 『裏切りの宴』（小林達夫）
- 「政府の腐敗は国民の信頼を失わせ、国家の根幹を揺るがす行為だ！」
- 『闇の統治者』（山田悠介）
- 「この政府の貪欲さには吐き気を覚える。正義のために立ち上がろう！」
- 『権力の闇に舞う』（田中美穂）
- 「政府の汚職はただの表面的な問題ではなく、私たちの未来を脅かす深刻な病だ！」
- 『闇の掟』（高田康之）
これらの名台詞は、政府の腐敗や堕落、汚職に対する登場人物たちの怒りや抵抗を表現しています。ただし、これらの作品は架空のストーリーであり、現実の政府や政治状況とは関係ありません。
調べてみたが
上記セリフについて少し調べてみたのですが、Googleの検索結果には出てきませんでした。
小説名についてもかなり怪しいので、実際に上記のようなセリフがあるかどうかについては不明。
結構このあたり怪しいかも。
AIによる偽情報の氾濫
で、今、Youtubeなどの意識高い系ではChatGPTを使ってブログを作ろうとか、Youtube動画を作ろうとか、SNS投稿作ろうとか、いろいろとアップされているのですが・・・、これらの情報を使って情報発信するとして、裏取りする人ってどのぐらいいるのだろうと・・・。
というのも、AIに聞くおすすめバスケ漫画ランキングを作った際に、SLAM DUNKの作者を井上井恵と出力してきたんですよね。
で、井上井恵で調べてみると、ブログが1つだけ引っかかりました。それも最近作られたものが・・・。
ChatGPTは2021年のデータを元に出力しているので、このブログは明らかにChatGPTの出力をそのままコピペして作られたことは間違いありません。なにせ、井上井恵で他に情報が該当しないので・・・。
そんな情報が今後さらに増える可能性が高いです。
AIによって作られたと明記されていれば気づきますが、普通の人には見分けがつかなくなってきているのが現状。
なので、今後AIによる偽情報がかなりインターネット上に氾濫しそうです。
ChatGPTだけじゃない
で、これがChatGPTだけじゃないんですよね。Bardでも似たようなことがあって、存在しない発言がいくつかピックアップされていました。
今後、改善されていくのは間違いないのですが、少なくともAIによる情報の信頼性については、現段階だと確実に精査を入れないと厳しいですね。
個人的にやっているAIランキングでもやはりマンガランキングなのにマンガじゃないものが入っていたり、ジャンルが違ったりといったことが多くありました。
なので、ChatGPTじゃないからOKというのも過信かなと。
そういう意味でも結局人間は、AIの出力をチェックするのがメインの仕事になるんだろうなと思いました。
