評価・レビュー
☆3/5
競馬学校のジョッキー見習いたちの話。アマプラの評価は結構厳し目だったのだけれど見てみたら意外と面白かったです。
そもそもジョッキー見習いや競馬学校をテーマにしたアニメやマンガというのがかなり珍しく、知らない知識も多くて、久しぶりに新しさや新鮮さを感じることができました。
自分の場合、友人がジョッキーを目指していたのですが、体重制限でなれなかったこともあり、結構話に馴染みやすかったというのもありますね。
実際の騎手学校とは違う点もありますが、そこはフィクションですし、個人的にはそこまで気にならなかったです。
個人的には胸アツな展開が好きな方なので、その点では少しカロリー低め。パンチの弱さは否めません。
ただ、総じて個人的には悪くないという感じです。酷評されるようなアニメではないかなと思いました。
アイドルがジョッキーの道へ
話としてはアイドルがジョッキーへ転身するという感じで、そもそもアイドルって身長が低い方が多いこともあって、体重も軽い方が多いですよね。
体型維持のために体調管理もすごくやっているでしょうし、そう考えると意外とジョッキーと近い位置にいるかなあと思いました。
そういう意味では設定やストーリーの流れは悪くないのかなと。
シモネタ的なツッコミ
実在の競走馬の名前をもじったシモネタが出てきて、それが理由でアマプラの低評価レビューにつながっているようです。
このあたりは人によって感じ方は違うかなとは思います。
BL的?
またBLを意識しているみたいなレビューもありましたが、個人的にはそこまでBL感は感じませんでした。
まあ、このあたりも人によって感じ方が違うかなと思います。
ターゲット層は競馬をあまり知らない人
ターゲット層は競馬をあまり知らない人で、競馬に興味を持ってもらいたいという感じかなと。
主人公が元アイドルってのもそうですし、絵柄もキレイ系な感じに整えているのも、より多くの人に興味を持ってもらうという点では納得できます。
逆に言えば、ゴリゴリの競馬ファンからはするとちょっと違うんじゃないの的なツッコミは多いんだろうなあと思います。
アマプラで観るような方はかなり興味を持って観る方が多いと思うので、どちらかというと本作のターゲット層とは異なっていてそれがレビューにも現れている気がしました。
概要
競馬学校、騎手課程。全国から騎手(ジョッキー)を目指す少年少女が集まる狭き門をくぐり、毎朝5時半に検量、厩舎作業、実践的訓練、学科授業といったカリキュラムをこなさなければならない。「出会ったんです……心からやってみたいことに。」幼少から15歳に至るまで子役・アイドルとして活動してきた有村優は、競馬場で生まれて初めて目にした生のレースに感動し、プロの騎手を志す。入学式で優が出会ったのは、ライバルとなる個性豊かな同期生たち。イギリス出身のエリート、負けん気の強い一匹狼、乗馬経験豊富な優等生、競馬一家に育ったサラブレッド、データ型の競馬オタク、稼げる騎手を目指すド根性少女、そして、優と同じく乗馬経験を持たない島育ちの少年。数多の試練が待ち受ける3年間、全員が騎手になれるわけではない厳しい環境の中で、彼らはどんな成長を遂げるのか。競馬に人生を賭けた少年たちの物語が走り出す–!
アマプラ:群青のファンファーレ
2022年4月アニメ。