Youtubeで公開した動画の解説記事です。
デッキコンセプト
聴覚過敏(IOF 015)を使いたくて作ったデッキ。聴覚過敏は敵ユニットに反撃不能(13秒)を付与し、その正面のユニットは即時攻撃するというアクションカードです。あんまり使われていないのですが、個人的には結構強いなと感じています。
というのもSuper Spooky Village(SSV)のおぞましい人造湖(SSV 013)や深紅の誘拐犯(SSV 018)の登場で、攻撃力が高いユニットが場に並びやすくなり、以前よりも敵ユニットを倒しやすくなり、予想以上に使えるカードになりました。
聴覚過敏と相性が良い能力
やはり一方的に敵ユニットを攻撃できるというのが最大のメリットかなと。
相性が良い能力としては、重貫通、攻撃時、撃破、空戦、敵ヒーローにダメージを与えた時などがあります。
重貫通については相手が対面にユニットを出した時に使うことでより早く敵を倒しつつヒーローにダメージを与えることができます。また反撃不能なので自分のユニットのHPが減らないため、再び重貫通の攻撃を相手は受ける必要があり、盤面を有利に進めることが可能。
攻撃時はそのままで敵を一方的に攻撃できるだけでなくすぐに能力も発動できるのが利点。
撃破も一方的に敵を殴れるということは敵を倒しやすくなるので、撃破能力を発動させやすいです。
空戦は対面のユニットが空戦持ちで無ければヒーローに攻撃が通ります。
敵ヒーローにダメージを与えた時は単体ではなく、重貫通や空戦との組み合わせでヒーローにダメージを与えられる時に相乗効果を発揮する能力です。
本デッキではサガット、ジル・バレンタイン、怒れる竜王・リオレウスを採用しています。
他にもブロックできないなどの能力と相性が良いです。
攻撃系ヒーローアーツとの相性が良い
今回はジルの抗体の活性化を採用しました。そもそもはYoutubeのコメントでジルのデッキを作って欲しいと言われたので試し始めたのですが、相性としては悪くはないかなと。理由としては味方ユニットを守りやすくなるのと攻撃力がアップするので相手は対面にユニットを出して守ってくることが多く、聴覚過敏を使うチャンスが増えるからです。
他にも滅・昇龍拳、天空覇、デビルブレイカー、百裂脚など攻撃系のヒーローアーツと組み合わせても面白そうで、かなり可能性を秘めたカードかなと思っています。
聴覚過敏が使われない理由、欠点
聴覚過敏のデメリットとしては、味方ユニットの対面にユニットがいないと使えないという点でしょう。
このように使える状況が限られるカードというのは結構敬遠されがちです。
また、最近はほとんど見かけませんが、以前はユニットカードをほとんど入れないデッキがありました。そのようなデッキに対しては敵ユニットをターゲットとしたカードというのは一切意味がありません。その点も聴覚過敏が使われにくい理由かなと思っています。