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評価・レビュー
☆3/5
この手のハクスラ系ゲームが好きなら楽しめると思います。ただ、個人的にはちょっとハマらなかったなあと。
ローグライクハクスラ系RPG
屍喰らいの冒険メシはローグライク ハクスラ系ダンジョンRPG。敵を倒したりダンジョンで入手したりした素材で調理をして冒険メシを作り、ライフやスタミナ、水分を補給して、さらにダンジョン深くへ潜っていく感じ。
戦闘はエンカウント方式で出会ったら、シミュレーションRPGのようなヘックスタイプになります。
屍喰らいというのは
タイトルにある屍喰らいというのは、戦闘中に倒した敵を食べてライフなどを回復できるゲームシステム。
倒した敵は素材としても使うので食べてしまうと素材は取れませんが、回復役がいなくても戦闘中にライフを回復できるのは面白いですね。
武器、防具、アクセサリーは持ち越し
本作はローグライクということで、全滅したらレベル1から再度開始することになります。武器や防具、アクセサリーは持ち越しができるので、深く潜って強い武器を集めて、さらに深く潜ってくというのを繰り返すことになります。
武器や防具などは結構サクサク手に入るので、その点がハクスラというわけ。
キャラクターメイク
ゲーム開始時や仲間を追加するときにキャラクターメイキングを行います。ベースを決めてあとはいろいろとパーツを変更していく感じです。
職業には関係ないので、好きにキャラクターを作れるのが特徴。
初見チュートリアルプレイ
実際にプレイしたときの配信動画です。PSプラス プレミアム ゲームトライアルでプレイ。2時間という制限があり、どうなるかも含めて2時間フルでプレイしてみました。
気になった点
基本的にはダンジョンに潜って、料理して冒険メシを食べて、強い装備を集めてをひたすら繰り返すゲームです。
冒険メシパートがちょっと味気ない
で、個人的に気になったのは冒険メシ。何度も食べることになるのですが、1食ずつ食べることになるので、だんだんめんどくさく感じてしまいました。一気に食べられるシステムなんかがあると良かったかなあと。
また、例えばこんがり肉とか、焼き魚とかの料理があるわけではなく、肉料理とかざっくりしたくくりしかないので、若干味気なさがありましたね。冒険メシというタイトルながら、冒険メシの部分にあまり力が入ってないというか。
戦闘のテンポが少し悪い
戦闘シーンはエンカウントするとヘックスタイプになります。移動先を自由に動かすことができるのは斬新ではあるのですが、敵の方向を押しながらじゃないと攻撃ボタンが出なかったり、3Dの斜め上からの見下ろして障害物の影響でマップが見づらいことがあったりします。画面を回転させることはできますが、それがちょっと戦闘テンポを悪くしているかなと。
考えながらプレイするストラテジー系のゲームなら良いのですが、本作はガンガンダンジョンに潜ってひたすら強くしていくのが楽しいゲームなので、テンポの悪さはマイナス点かなと思います。
マップの上が一致してない
ダンジョンの大きなマップと通常のミニマップの上が一致していないのも気になりました。細かいところですが、大きなマップを見てその後にミニマップで上がこっちだから〜〜と考えなくてはいけないのが手間。これもテンポを少し悪くしている感じはありましたね。
装備を変更するシーンで追加能力の詳細がみたい
ハクスラ系ゲームなので装備品がガンガン手に入ってきます。装備品には様々な能力が付与されていることが多いのですが、装備変更画面では能力の名前は見れるけど、能力の詳細はわからないんですよね。
武器や防具を単体で見るときには能力の詳細が表示されるので、それを確認してから装備変更するか、装備変更してから確認しないといけません。これが結構めんどくさい。
できれば装備変更画面で付与された能力の詳細を確認したかったなあと。
総評
制作はディスガイアシリーズなどを手掛ける日本一ソフトウェアなので、たぶんですがひたすら強くなっていくのが楽しいゲームだと思います。自分は2時間しかプレイしていないので、たぶん数十時間プレイしてからが面白いゲームなんだろうなと。ですので、やりこみ系の方向けのゲームなのだと思います。
個人的にハマらなかった理由としては、屍喰らいと冒険メシのゲームシステムに期待しすぎてたのかもしれません。その昔、敵を倒して竜に食べさせて竜を成長させるサンサーラ・ナーガというゲームがありました。食べさせるものによって竜の成長が大きく変わってきます。
その記憶があったので、本作はそれを成長させた感じのゲームシステムかもと勝手に思っていました。ただ、
また、前述したように冒険メシの部分が結構ざっくりしてたなあと。例えばですけど、スライムの丸揚げとか、そういう感じのテイストを個人的にはちょっと期待してたんですよねぇ。料理名が気になってプレイしちゃう感じ。そこもちょっと期待しすぎてた感がありました。
このあたりは好みの問題もあると思います。
ハクスラとしてのゲームシステムとしてはちゃんとしていますが、その他の部分が若干淡白な感じかなあと個人的には感じました。
自分はPS4でプレイしましたが、Nintedo Switch版もリリースされています。