駆け引きを面白いと感じない理由
個人的に、駆け引きを面白いと感じない理由は2つあると思います。
1)ゲーム内容を理解していない
2)勝ち負けの状況がわかりにくい
1)ゲーム内容を理解していない
これはわかりやすいですよね。スポーツでもルールを知らずに見ていたら、あまり面白さが伝わってきません。ですので、だんだんとルールが理解できるようになるとどんどんそのスポーツやボードゲームが面白くなります。
これはスポーツにもボードゲームにも言えることなので、駆け引きの面白さという点では同じように感じます。
2)勝ち負けの状況がわかりにくい
サッカーはゴールを多く取った方が勝ちというスポーツです。細かなルール(例えばオフサイドなど)を知らなくても、点数が入れば勝ち負けがわかります。
野球もしかり。
では、ボードゲームのカルカソンヌはどうでしょうか?
勝ち負けの状況がわかりにくい気がしませんか?
実はこの「勝ち負けがわかりにくいこと」が「スポーツの駆け引きは面白いのに、ボードゲームの駆け引きがつまらない理由」なのではないか? と思いました。
きっかけは、勝ち負けの状況がわかりやすいこと
勝ち負けの状況がわかるとプレーヤーの行動が気になります。
そうするとゲーム内容を理解したくなります。そしてゲーム内容を理解すると、どんどん面白くなっていくという感じです。
ボードゲームの場合、一目で勝ち負けの状況がわかるものが意外と少ないように思います。
それはボードゲーム自体がエンターテインメントとして、プレイーヤーとして参加することが主眼に置かれているからかもしれません。
個人的にですが、次世代のボードゲームは「勝ち負けの状況がわかりやすい」ものが重要なのではないかなと思いました。