評価・レビュー
☆5/5
Vampire Huntersは、いわゆるヴァンサバ系のゲームをFPS視点でプレイするローグライクゲームです。
最大10個のプライム武器と、2個のセカンダリ武器、2個の使い魔を装備でき、レリックもあります。
通常のヴァンサバ系は見下ろしで、のっぺりしたマップですが、本作は3DでFPS視点なため、建物の中を移動したり、ジャンプがあったり、上下もあるのが特徴。
武器は手動で撃つこともできますし、すべてを自動(オート)で発動させることが可能です。またプライマリ武器のみ手動やセカンダリ武器のみ手動or自動で発射もできます。
自動で発射する場合には、敵がその武器の攻撃範囲に入ったら自動で撃ってくれるタイプなので、ずっと撃ち続けるわけではありません。
キャラクターは最初3人用意されていて、条件を達成で解放されるキャラが3人いるので、合計6人です。
武器は基本的に銃系ですが、剣やチェーンソーといった武器も少し用意されています。
以下、PS5版をプレイした感想です。
TD的でもある
ヴァンサバ系というと、基本的に全方位から敵が向かって来るのですが、本作では障害物が結構あり、敵の進行ルートをある程度コントロールが可能です。
ですので、タワーディフェンス的な感じで、敵のルートを制限して、どっしり構えて戦うこともできます。
ただ、敵の数が増えてくると、留まることが難しいので、次のポジションに移動して、また敵を迎え撃つという感じ。
もちろん、移動し続けて戦うこともできるため、自分なりの戦い方で楽しめます。
武器の組み合わせが楽しい
武器は銃系がメインですが、様々な違いがあるため、その組み合わせをどうするかを考えるのが楽しいです。
例えば、火炎放射器のように近距離だけどダメージの高いもので揃えていくので、一撃のダメージが大きい武器で揃えるのか、サブマシンガンのような弾幕系にするのか、はたまた状態異常系を中心にするのか、それともバランス良くするのかは自分次第。
もちろん、レベルアップ時にレリックも含めてランダムに登場する4つから選ぶことになるので、お目当ての武器が必ず出るわけではなく、毎回、いろいろと考えどころが多いです。
また、どの武器もレベルアップすると強くなり、レベルアップすることで急に使い勝手が良くなる武器もあるので、武器の種類を増やすか、武器を強化するかも悩みどころ。
さらに、武器によっては空中の的に攻撃を当てにくいものもありますし、大量の敵に対処しやすいものや、ボスに強い武器もあるので、武器のチョイスはかなり重要です。
クリア条件が少しわかりにくい
個人的にプレイした感じでは、マップのクリア条件が少しわかりにくいと感じました。
例えば、アンクをゲットせよという条件があるのですが、アンクの場所に行ってもゲットできません。実際にはアンクのある場所で一定時間防衛するとアンクをゲットできるという条件でした。
他にも、銃がレベルアップしていくと追加効果が付与されるのですが、効果がわかりにくい追加効果がいくつかあります。
このあたりはプレイしながら、理解していくしかないかなと。
と、いろいろと書きましたが、ヴァンサバ系が好きなら、通常のヴァンサバ系とはちょっと違った感覚でプレイできるので、かなり楽しめると思います。